ビリヤード テクニック
ゲームに慣れてくると、テクニックを身につけたいと思うものですよね。
初心者でも練習を積めば、ビリヤードテクニックを身につけることができます。
ビリヤードのテクニックは様々あります。
押し玉と言われ、前進のスピンをかけるのが「フォローショット」。
さらに大きな前進スピンをかけるのが「フォースフォロー」です。
これができると中級者の仲間入りができたかなというテクニックは「フォースドロー」。
同じバックスピンをかける「ドローショット(引き玉)」よりも極端なバックスピンです。
フォースフォローも、フォースドローも、手玉が一度止まったように見えてから大きく動くのが特徴です。
ポジションを変えるために使われるのは、「ひねり」です。
中心ではないところを撞くことでサイドスピンをかけるものですが、上級者が使っているのを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
割とよく使われるのですが、このテクニックも習得までに時間がかかるでしょう。
上級者ほど、派手なパフォーマンスをしないと言われていますが、やはり「ジャンプショット」が決まった時は気持ちがいいですよね(笑)。
特に初心者のうちは、一度はこのテクニックに憧れることがあるのではないでしょうか。
ちなみに、ジャンプショットは禁止されているビリヤード場もありますので、確認してから練習してくださいね。
試合でも禁止される場合があります。
玉が台の外に飛び出してしまうこともありますし、やはり危険は危険ですので。
ビリヤード9ボールとは
ビリヤードと言うと、イコールで「9ボール」を思い浮かべる人がいるくらいに「9ボール」は知られていますね。
では、「9ボール」には二種類あることはご存じでしょうか。
トム・クルーズが出演している『ハスラー2』で有名になったのが、「USナイン」です。
「9ボール」と言うと、こちらを思い浮かべる人が多いようです。
やはり映画の影響が大きいのでしょう。
ボールの並べ方からファールまで、細かいルールは様々ですが、シンプルに言えば、「9番をポケットした人が勝ち」というゲームですね。
「アメリカンナイン」、「ジャストナイン」は、「USナイン」の別名なので、ルールは同じ。
一般的によく親しまれているゲームです。
もう一つの9ボールは、「ジャパンナイン」です。
ジャパンナインのルールは、「3、5、7、9」をポケットすると得点になるというもの。
偶数ボールは無得点です。
それから、どこにポケットするかで点数が変わってきます。
コーナーよりもサイドにポケットした方が、高得点になります。
また、「9ボール」ですので、「9」という数字が力を持ち、点数が他のボールの二倍になります。
それ以外にも、地域によってなのか様々なルールが存在するので、ゲームを開始する前に一度ルールを確認しておくのが賢明です。
また、初心者がプレーする場合には、偶数ボールにも得点をつけるなどルールをオリジナルにするとより楽しめそうです。
ビリヤード8ボールとは
ビリヤードというと、「9ボール」を思い浮かべる人が多いですが、ビリヤードの玄人が素人にすすめるゲームは「8ボール」と「ベーシック」です。
「8ボール」は、1~15まですべてのボールを使います。
二組に分かれて対戦し(二人でも可)、一組は1~7までのボールを狙い、もう一方は9~15までのボールを狙います。
番号を気にする必要はなく、狙いやすいボールを選ぶことができるのが初心者に向いていると言われる点でしょう。
自分の組のボールをすべて落とした時に、はじめて8番を狙うことができます。
この時に注意するのが、事前にコールしたポケットに落とさなければ勝利できないということ。
どの球にも当たらなかった場合はファールになる、ファールがない限りプレーを続けられるなどのルールは、他のビリヤードゲームと同じですが、「8ボール」には独自のルールもあります。
「手詰まり」と呼ばれるそのルールとは、プレイヤーが連続3回ショットした後に手詰まりという判断になれば、すべてのボールを再ラックするというものです。
ただし、これはローボールとハイボール+エイトボールがポケット前に残った状態の時だけのものです。
ちなみに、「8ボール」では、自分の組のボールをすべて落とす前に誤って8番をポケットしてしまうと、ファールではなく負けになってしまうので気を付けてください。
手玉が落ちてしまったり、指定したポケット以外に落ちてしまった場合も同じです。
この辺りが、9ボールと大きく異なる点ですね。