ボーリングカーブ
いつもガターばかりしか出せ無かった人も、何度かボウリング場に通ううちに、少しずつ上達して行きますよね。
ストライクもスペアーも練習すればどんどんと取れるようになってきます。
そして、みんなに「上手いね」なんていわれたりして。
そうするともっともっと上手くなりたいと思い出します。
そして、もっともっともっと練習して行くうちにボウリングのプロが投げているような、カーブのかかったボールに興味が出てきて、カーブボールが投げられるように練習開始。
でも、なかなか上手く行かなくて、何度も試行錯誤を繰り返しながら色々な物を参考にして一生懸命練習を続ける。
それでも安定したカーブボールは投げられない。
そんな事を続けるうちにスコアはガタガタ。
なんて事は良くあるのですが、何故だと思いますか?
それは、上記の挑戦者がハウスボールを使っていたからです。
実は、ハウスボールはマイボールとはボール表面の材質が違うんです。
簡単にいってしまえば、そもそも「ハウスボールは曲がらない」のです。
そして、カーブボールの投げ方を調べて出て来るのは、マイボールの場合の練習法だったんです。
どんなに必死になっても無理に曲げてるだけなので、安定するはずが無かったんです。
ですので、カーブボールがマスターしたければ、マイボールにする事が第一条件という事になります。
もちろん、ハウスボールでもカーブにこだわら無ければスコアアップするコツはたくさんありますので、それらを練習するのも良い方法だと思います。
ボーリングスコア計算
ボウリングのスコアは、今では当たり前のようにコンピューターが自動で計算してくれますが、ひと昔前までは自分で計算してスコアのチェック用紙に記入するのが普通でした。
確かに自動計算だと楽ですし、速くてとっても便利ではあります。
ですが、スコア計算もボウリングの楽しみ方の1つであり、常識の1つとして覚えておくのも良いと思います。
計算方法を理解出来れば、対戦相手とのスコア比較も瞬時に出来るようになるので、楽しみ方も増え、面白いですよ。
という事で、簡単に計算方法を紹介します。
まずは、特徴的な物から。
ストライクの場合、次の2投分の合計にプラスして10加算します。
スペアの場合は次の1投分に10加算します。
10フレーム目は、ちょっとややこしいですが、ストライクやスペアが出た場合、3投まで投げられます。
出無ければ、2投で終了です。
10フレーム目のスコアは、この2投もしくは3投の合計を足すだけです。
これ以外の場合は1フレームで倒した本数をそのまま加算するだけでOKです。
すべてストライクで300点となり、「パーフェクトゲーム」といい、ストライクとスペアが交互で200点となり、「ダッチマン」といいます。
と、かなりざっくりと紹介しましたが、これだけで完了です。
それほど難しくは無いと思うのですが、理解できたでしょうか?
大体の把握が出来たら、ボウリング場に行った時にでも確認してみてください。
少しゲームの見方が変わって、知らなかった頃よりボウリングを楽しめると思いますよ。
ボーリング レーン
ボウリングを楽しむ際、必要不可欠なレーン。
ですが、ボールや投球法などには詳しい方でも、レーンの事まで詳しく知っている方は少ないのでは無いでしょうか?
確かに、知ったからスコアがアップするといった情報ではありませんが、せっかくボウリングを楽しむなら少しくらいは知っていても損は無いと思いますので、少しだけ紹介させて頂きます。
レーンの幅は1,066mmで、これは39枚の板からなっています。
そして、長さは23.72m。
レーンの一番手前にある線「ファールライン」から1番ピンまでで、60フィートあります。
60フィートとは18.288mです。
サイズを聞いてみて想像していたより大きく感じてびっくりしたのでは無いでしょうか。
材質は楓と松で出来たウッドレーンが主流でしたが、定期的な塗装の塗り直しや表面を削って平らに保つ為の補修が必要な為、最近ではプラスチックレーンを使用する所が増えています。
プラスチックレーンは表面に木目プリントが施されているので違和感は無く、見た目だけでは差は解りません。
シンセティックレーン、合成レーンなどと呼ばれているのもこれです。
また最近では、こういった専用レーンだけでなく、体育館などに簡易の特設レーンを使用したりもします。
特設レーンを使用し、「アリーナファイナル」などを開催すれば、今まで以上の見学者も収容出来るので、多くの観客が集まる場合などにはこれらはとても活躍しています。