バンドライブ 流れ
バンドライブは、決まった形というものがなくそれぞれのバンドのやりかたで流れが異なります。
例えば、バンドやメンバーの紹介にしてもはじめに持ってくるバンドと、最初の曲を演奏してから持ってくるバンド、ライブの真ん中あたりで持ってくるバンドもあれば、MCなしで最後まで演奏のみにして最後にメンバー紹介だけするところなどなど様々な形があります。
どれが正解ということはないので、メンバーで話し合って決めましょう。
自分たちに合った形を見つけ出すために、ライブに慣れるまでは敢えて色々な流れにチャレンジしてみるのもよいでしょう。
曲順を決めるのも、悩みますよね。
ノリのいい曲とバラードをつなげなくてはいけないような曲順になることもあるでしょう。
ライブの流れがおかしくならないかなぁ・・・、と不安な時はMCを入れるのも一つです。
スローバラードの後にテンポをあげたい場合は、トークの最後に盛り上がるような話題を入れたり、ガラッと明るい話し方に変えてみたり。
そんな技は難しいという方は、曲の紹介だけでもいいのです。
MCを入れて一呼吸置くだけで雰囲気は変わりますよ。
MCは難しいですが、使いこなせばライブの流れはグーンと幅が広がってきます。
どうしてもどんな流れにしたらよいかわからないという方は、自分の好きなバンドや友人のライブを参考にするのはいかがでしょうか。
イメージがわいてくるかもしれませんよ。
バンドメンバー 練習法
バンドメンバーがそろって練習する機会は貴重ですが、一番重要なのは全員そろっての練習までに、各自が練習を積んでそれぞれのレベルを上げることです。
各パートの練習方法をあげてみます。
ボーカルの練習方法で一番おすすめなのは、プロのレッスンに通うこと。
でも、金銭的に、場所的に、スケジュール的に、なかなかそうもいかないという方も多いですよね。
自宅でヴォイストレーニングができるDVDなども発売されているので参考になりそうです。
ギターの練習では、「マイナスワンCD」を使う人が増えています。
「マイナスワンCD」とはギターパート以外の曲が吹きこまれているCDです。
カラオケを想像するとわかりやすいと思います。
普通のカラオケは、ボーカルの部分が抜けていますが、マイナスワンCDはギターの部分が抜けているのです。
ベースは、他のパート以上にリズムが重要な楽器です。
そのリズムを身につけるには、まずメトロノームなどを使って練習をしましょう。
もちろん、フレーズを練習するのも大切ですが、リズムが狂ってしまうとベースの責任が問われてしまいます。
まずは一定のテンポをキープできるようにしましょう。
ドラムの練習も、メトロノームが活躍します。
なるべく多くドラムセットにふれることが大切ですが、家にないという場合はメトロノームとスティックだけでも実のある練習ができます。
各自基本ができてきたら、CDに合わせて自分のパートを完璧になるよう練習することをおすすめします。
バンドメンバー スタジオで練習
バンドメンバーがそろって練習するためには、それなりの設備と広さが必要です。
ほとんどの場合、スタジオを借りて練習ということになるでしょう。
スタジオの利用料金は、部屋の広さや設備、場所にもよって幅があります。
安ければ、2時間で3千円前後ですが、1時間1万円というスタジオも存在します。
お金をかけ、時間をかけて、バンドメンバーがそろってスタジオで練習する機会は貴重です。
個人練習以上に意識を高く持ち、時間を有効に使わなければなりません。
スタジオで練習する時のポイントは、みんなの音を聞くことです。
特に、歌。
当たり前のようですが、結構多いんです。
ボーカルの声が聞こえないままに練習を続けてしまうバンド。
ボーカルの人は音量を一番大きくしておきましょう。
スタジオ練習時に、いつも音を下げて練習していると、本番のライブでどれくらいの音を出したらよいのかわからないという危険性があります。
スピーカーやアンプの向きを調整するだけでも音のバランスは変わりますので音を大きく出して練習する機会を作りましょう。
スタジオ練習を録音(録画)しておくのもおすすめです。
練習中は、全体の中で自分がどう聞こえるのかということがなかなかわからないですよね。
録音して、自分を含めたそれぞれのパート全体のバランスを考えながら聞くことで次の練習に生かせます。
ただし、注意が一点。
それは、録音する機械を置く場所です。
観客を想定した場所に置くようにしましょう。