バンド オリジナル曲 作り方
バンドを結成したからには、オリジナル曲に憧れますよね。
ライブハウスによっては、コピーでは演奏させてもらえないところもありますし、オリジナル曲があると活動の幅が広がります。
最初は、どうやって曲を作ったらいいのかわからないというバンドも多いと思います。
作詞が先か作曲が先か、そういうところから悩みますよね。
実際、決まりはないのでしょうが、何も浮かばない時は答えを求めたくなるものです。
オリジナル曲を作った経験のあるバンドに意見を聞くと、どちらが先でもいいとはいうものの、自然に曲が先になるバンドが多いようです。
他には、ギターのコード進行から作曲したり、スタジオでセッションしながら曲を作ったりする方法もありますが、セッションしながらという作曲方法は難易度が高いですね。
ちなみに、普段から録音できるものを持ち歩いていると、ふとメロディーが浮かんだ時に便利ですよ。
特別な機械がなくても、携帯の録音機能を使えば、簡単に録音可能です。
何曲か作っていくうちに感覚がつかめてきますから、最初から完璧を求める必要はないと思います。
本を読むと、個性がなくなるのではと懸念する声もありますが、知識があると作曲がスムーズにいく場合もあります。
なかなかスムーズに進まない場合は、作曲の本を読んだり、好きなバンドの音楽を参考にしたりしてみてください。
最初は真似のように感じても、アレンジを重ねることで自分達の音楽に近づいていきますよ。
コピーバンド
コピーバンドは、自分達のバンドのオリジナル曲ではなく、皆に知られているような有名なバンドなど、他のバンドの曲をコピーしているバンドのことです。
ある特定のバンドの曲を中心に演奏していたら、サザンのコピーバンド、ビートルズのコピーバンドなどと呼ばれます。
コピーバンドのことで疑問を持つ人が多いのは、著作権の問題ですね。
他人が作った曲なのだから、勝手に演奏してはいけないのではないか、著作権の侵害になるのではないかと疑問に思う人が多いでしょう。
実際、聴きに来る人がお金を支払うライブで演奏する場合は著作権が発生します。
ですので、勝手にコピーしていると告訴される可能性があるのです。
JASRACに利用料を払う形で許可を得れば、この問題は解決します。
ただ、自分のバンドをコピーされるということは、その分、宣伝効果など良い面もありますので、実際に勝手にコピーされたからといって告訴するバンドはほとんどないとは思います。
自分がコピーしたいバンド(曲)を選ぶ時のポイントは、もしライブでの演奏も考えているのなら、なるべく来てくれるお客さんが知っていそうな曲を選ぶこと。
もちろん全部でなくてもいいのですが、ライブの盛り上がり度が変わりますから、選曲は重要です。
コピーバンドをこれから組みたいと思っている人には、「コピーバンドネットワーク」というサイトをおすすめします。
コピーバンドの応援サイトで、コピーバンドの組み方なども紹介されていますよ。
インディーズバンドとメジャーバンド
インディーズバンドとメジャーバンドの違いをご存じですか。
何となくはわかるけれど、正式にはよくわからないという答えが多そうですね。
インディーズとメジャーの差を一言でいうと、レコード会社の流通の違いです。
流通の違いによって、「インディーズレーベル」と「メジャーレーベル」に分かれています。
よく聞く「メジャーデビュー」という言葉は、初めてCDを発売したということではなく、初めてメジャーからCDを発売したという意味になります。
テレビの音楽番組に出たり、ドラマの主題歌に選ばれたり、大きなステージでライブをしたりというのはメジャーバンドですね。
メジャーとして活動すると、多くの人に自分たちの音楽を聞いてもらえる機会が増えます。
けれど、どうしても売れる音楽に焦点を合わせなければならないので、もともとやりたかった自分たちの音楽と離れてしまうバンドも多いです。
その点、インディーズの方が、自分たちの音楽性を大切にできるため、メジャーデビューの話があっても、あえてインディーズを選んで活動しているバンドも存在します。
最近まで、インディーズ作品は近くにあるようなレコード店では手に入りにくい現状がありました。
しかし、インディーズを専門に扱うレコード卸企業が出てきたことで、この現状が変わりつつあります。
でも、レコード店にとっては、インディーズとメジャーはやはり異なります。
インディーズの商品は、返品ができないのです。
店にとっては大きな違いですよね。