ベース教室
ベースを弾きこなせるようになりたい時、家で自己流で練習したり知り合いに教えて貰ったりなど、色々と方法はありますが、それが出来なかったり、うまくいかなかった時はレッスン教室に通うというのも一つの手です。
ベースにもピアノやバイオリンなどと同じようにたくさんの教室が有り、場所も日本各地に存在します。
楽器の持ち方、弦の張り方、チューニング、楽譜の読み方、メンテナンス、コード、リズム等々、演奏法だけでなく基礎知識や理論も学ぶ事が出来ますし、演奏法自体も基本から応用まで、その道のプロが教えてくれるので、安心して学べます。
しかし、自己流などだと無料もしくは比較的安価で勉強できるのに対し、音楽教室に通うとなると、やはりそれなりに費用がかかってきてしまいます。
費用は教室ごとで違い、ピンからキリまであるのですが、各教室ごとに教えてもらえる内容も全然違ってきます。
もちろん、高いから良い、安いから悪い、と言った単純な物でもありません。
高い所に通えばうまくなる訳ではなく、どれくらいのレベルの技術や知識を求めるかによってどこが一番良いかが変わってきます。
これらを踏まえ、通う必要があるのか通わないでも大丈夫なのかを判断し、通いたいと思った場合は自分が何を求めるか、どの程度のレベルまで上達したいのか、などをしっかり把握してからそれに見合った教室選びをされる事をお勧めします。
ベース演奏法
エレクトリックギターとエレクトリックベースは見た目にはとてもよく似ていますね。
ギターは弦が6本あり、ベースは基本的には4本の弦ですから、ギターの演奏ができれば、ベースも簡単に演奏できるように見えます。
本当にそうなのでしょうか?確かに、全くの初心者よりはギターを経験してからベースに挑戦する人の方が右手と左手の使い方を分かっていると思いますし、弦を押さえる指の力も普通よりは付いていると思いますので、いくらかは簡単に始められるかもしれません。
しかし、ベースはギターに比べフレットとフレットの間隔が非常に広く弦も太くなっています。
これはベースがギターよりも1オクターブ低い音域を奏でる為そうなっているのですが、その為、予想以上に指圧が必要になってきます。
また、確かに弦が少なくシンプルな演奏法なので簡単そうに感じますが、ベースが音楽に与える影響はとても大きく、ベースの演奏にはドラマー並みのリズム感が必要とされるほど実はすごく難しいのです。
演奏方法も、ギターは親指や人差し指、中指や薬指など色々な指を使って1本づつ弦を弾くアルペジオ、ピックを使って弾く方法など主に2種の物が有りますが、ベースは人差し指と中指を使って弾く2フィンガーとピックでの演奏、それに加え「スラップ」という独特の演奏法があります。
スラップは弦を引っ張ったり弦を叩いたりして音を出す演奏法なのですが、このように掻い摘んで見てみても違いが結構ありますので、ギターとベースは別物として認識し、挑戦してみる方がいいかもしれません。
ベースとは
最近では誰にでも簡単に手に入るようになったelectric bass通称ベースですが、ひと昔前ではとても高級な楽器でした。
その為、比較的安価で手に入ったギター(エレクトリックギターなど)を工夫してベースの練習に使用したりする事もあったそうです。
ベースは4本の弦の物が一般的で、5本以上弦のある物は多弦ベースなどと呼ばれています。
見た目はエレクトリックギターに良く似ていますが、弦がこれに比べてすごく太いのが特徴です。
簡単に言ってしまえばベースとはギターの低音版と言った所でしょうか。
ベースはギターと違い、和音では無く単音で演奏するのが一般的で指やピックで演奏します。
ベースを演奏する人の事をベーシストと呼びますが、バンドなどで紹介する際はそのまま「ベース」と言って紹介されたりもします。
また、バンドなどではベースは左側に配置されている事が多いようです。
エレクトリックベースは元々クラシックなどでよく使われているコントラバスなどのウッドベースが大きく持ち運んだり動き回るのが困難な為、電気的に音が出せるようにした物でそれが小さく取り扱いが容易な事から人気となり、今では音楽の演奏には欠かせない楽器となるまで普及しました。
その弦の太さから指の力が必要とされる為、慣れるまで音が出難い特徴が有りますが練習を積めばすぐ慣れると思います。
ただ、リズム感やコード感に大きく影響を与える楽器ですので、感性は必要です。
その為、ベースとはシンプル故に奥が深い重要な楽器だと言えます。