佐藤直子 パーカッション
佐藤直子さんは桐朋学園大学の音楽学部打楽器科を卒業後、東京を中心に活躍されているプロのパーカッショニストです。
特に、ラテンパーカッションを得意とされています。それ以外にも、ジャズ、ポップス、クラシックなど幅広くこなすことができます。
おおよそ打楽器といわれているものは演奏してしまう、プロ中のプロといってよいでしょう。
アーティストのバックサポートをすることもあり、今までに中西保志さんと共演したこともあります。他にも、松たか子さんの舞台にも参加されました。
国内外で活躍中の佐藤直子さんですが、パーカッションのレッスン教室も開かれています。パーカッションの基本的な演奏方法を最初から教えて下さるようですので、初心者の方でも安心です。
パーカッションは見た目は簡単そうに感じますが、やってみるとなかなか難しいです。リズムに合わせて叩かなければいけないのはもちろんですが、初心者ではまともな音も出せないのではないでしょうか。独学で練習するにはギターなどと比べても大変です。
こういった時には、佐藤直子さんが主催されているようなレッスン教室を活用しましょう。特に佐藤直子さんは、一人一人に合わせたレッスンを心がけて下さっています。習える楽器もコンガ、ボンゴなど複数から選択することが出来ます。レッスンも決まった日ではなく、お互いの日程を合わせて行うので、毎週の予定が組みにくい人には逆に助かるのではないでしょうか。
パーカッション演奏家
パーカッションといえば、バンドの中で大きな太鼓のようなものを叩いている人を想像する人が多いのではないでしょうか。
あの方達は、もちろんプロの人達です。パーカッションを演奏する人のことをパーカッショニストといいます。通常はドラムを叩くドラマーとは区別して考えるようです。
パーカッショニストは、バンドの中でもヴォーカル、ギターなどのパートに比べると地味な印象が強いかもしれません。そのせいか、演奏者の知名度はあまり高くないような気がします。
もちろんそれは私達が知らないだけであって、国内でも素晴らしいパーカッショニストの方は数多くいらっしゃいます。
有名なところでは、沖縄出身の歌手で「涙そうそう」のヒットで知られる夏川りみさんと結婚された玉木正昭さんです。
玉木さんは、TUBEや林田健司さんのツアーメンバーをされたこともありますし、夏川さんのツアーメンバーもされていました。
あと有名な方といえば、なんといってもサザンオールスターズの野沢秀行さんではないでしょうか。「毛ガニ」の愛称で親しまれ、名前はわからなくても、顔を見れば思い出すという人も多いのではないかと思います。
バンドの中では比較的目立たないポジションといえるパーカッショニストですが、音楽(特にバンド)をやるうえではかかせない役割です。その良さを理解することが、その音楽をより深く理解することに繋がっていくかもしれません。
電子パーカッション
パーカッションといえば、コンガに代表される民族楽器のようなものを思い浮かべる人も多いと思います。上手な人が叩くと、きれいな音色を奏でることができます。
しかし、コンガのような楽器を使いこなせるようになるには、やはり練習が必要です。叩き方一つで音が変わってしまうので、他の楽器以上に扱いが難しいかもしれません。
シンバルにしても、ただ両手に持ったものを叩き合わせればいいというものでもなく、美しい音を出す為にはやはりコツがあります。
そういった時に手助けとなるのが、電子パーカッションです。これは文字通り電子的に音を出すパーカッションです。本物のドラム音をサンプリングしてある為、誰でもすぐに音を出すことが出来ます。
機種によっては、ドラム以外にもコンガ、シンバルなど100種類以上の楽器がサンプリングされていて、その音を聞いてみるだけでも十分楽しめるのではないでしょうか。
電子パーカッションには(機種によってですが)、他にも便利な機能が付いています。リズム感を養う為のトレーニング機能やヘッドフォン着用で、夜間の練習も可能だったりします。
それでも、どうしても本物の生の音に比べると、機械的に聞こえてしまう部分もあります。
先ず最初は、この電子パーカッションでリズム感を養ったり、演奏の楽しさを覚え、その後パーカッションを極めていきたい人は、本物にレベルアップしていくのがよいのではないでしょうか。