テニス 水分補給 休憩
どんなスポーツでもそうですが、特にテニスはこまめな水分補給と上手な休憩の取り方が重要です。
テニスは小さなボールを追いかけて、広いコートを走り回ります。ゲーム中は、かなり集中していますので、自分が思っている以上に、全身をたくさん動かして、たくさん汗をかきます。
ですから、水分補給は重要です。こまめに水分をとっていきましょう。夏はもちろんですが、もっと気をつけたいのが、冬場の寒い時期です。汗をかきにくくなっていて、ついつい水分補給を怠りがちになりますが、実は水分が不足がちになり、危険なのです。水分補給が不足すると、脱水症状からめまいを起こし、倒れてしまうこともあります。
めまいで倒れてしまうまではいかなくても、水分不足から体力の低下が起こったり、集中力が途切れて、思わぬ怪我に繋がる恐れもあるのです。休憩については、夏の暑い時期は、野外、室内に関係なく、熱中症などの危険性もありますので、定期的な時間で休憩を取るように心がけましょう。
プロテニスプレイヤーが休憩時にバナナやゼリーを食べていますが、消化吸収、エネルギーになる速さを考慮しても、とても良いと思います。特にバナナは、汗をかいたことにより失われたカリウムがたくさん含まれているので、とても良い食べ物と言えます。
練習をしっかりして、技術を磨くため、試合での集中力を高めるために必須の「水分補給と休憩」を上手に取って、安全にテニスを楽しんでください。
テニス ガット
テニスのガットとは、テニスラケットのフェイスに張られているナイロン、ポリエステル、ナチュラル(羊の腸)の材質でできている糸です。そのガットの寿命は、材質により異なりますが、おおよそ3か月と言われています。
試合中にガットが切れてしまっても、原則としては、そのポイントが終了するまでは切れたラケットのままプレイしなくてはいけないというルールです。もし、自分のラケットのガットがゲームの重要な場面で切れてしまったら、本当に大変だと思います。日頃よりきちんとしたメンテナンスを行って、安心して良いショットを打てるように準備しましょう。
一般的にガットが切れてしまった場合は、専用のストリングマシーンという機械を使って自分で張る方法もありますが、スポーツショップで張り直しを頼んだほうが初心者には安全で確実です。
▼ガットの糸の種類
「ナイロン」
一番ポピュラーなガット。学生などにとっては値段も手頃で良い。
「ポリエステル」
耐久性に優れている。張り方によってボールの飛び方が変えられる。(柔らかく張ると良く飛ばせ、固く張るとスピン等の変化が付けられる)
「ナチュラル」
打球感が良く、耐久性がある。しかし、他の素材のものよりも高価。
ガットが切れていないからと言っても、長期間の使用はいつゲーム中に切れてしまうかわかりません。
そこで、3か月から6か月の間で、新しく張り替えると言うメンテナンスが必要です。
張り替え時期としては、やはり気温による材質の伸縮を考慮して、低気温での伸縮が激しい冬を避け、秋、もしくは、春頃に張替をするのが良いですね。
テニス初心者 サーブ
テニス初心者は、サーブの打ち方から始めることをオススメします。
テニスでのゲームの最初のショット「サーブ」は、唯一プレイヤー同士が静止して行うため、スピード、パワー共にベストショットが打てればゲームの主導権を握ることのできる極めて重要なショットです。
しかし、やみくもに力任せにボールを打っても、なかなか上達はせず、ましてや、相手のコートにも届かない・・・なんて言うことにもなりかねません。
さらに、手首、腕などを痛めてしまう危険性もありますので、ポイントを押さえて練習してください。
▼サーブを打つポイント
・スピードのあるボールを打つために、ラケットのスイングスピードを上げる。
スイングスピードを上げるためには、ラケットの根元を振るのではなく、肘から出すようにすると腕全体の力が手首をしならせて速いスイングスピードでボールを打つことができます。
・できる限り高い打点でボールを打つ。
まずは相手プレイヤーと自分の間のネットをボールが越えなければ、ゲームが始まりません。
練習の最初は、思ったよりこのネットを越すことが難関となります。
できるだけ高くボールを投げ、できるだけ高い打点でボールを打つことができるように練習しましょう。
・膝をしっかり曲げてボールを投げる。
膝をしっかり曲げることにより、伸びあがって高い打点でボールを打つことができます。
しっかり曲げない状態で伸びあがり、ラケットを振ってもかなり低い打点でしかボールを打つことはできません。
膝をしっかり曲げた状態から伸びあがり、体全体を弓のようにしならせて、手首のスナップをきかせることで、スピード、パワー共に威力のあるショットを打つことができます。