日本サッカー協会
日本サッカー協会は「財団法人日本サッカー協会」が正式名称で、略称をJFA(Japan Football Associationの略)といいます。
日本サッカー協会の役割は、日本国内でのサッカーやフットサルの振興です。
その統括範囲は幅広く、Jリーグ(日本サッカープロリーグ)、なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)、全日本女子サッカー選手権大会、天皇杯全日本サッカー選手権大会、全国社会人サッカー選手権大会、全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会、全日本フットサル選手権大会などを主催したり、公認指導者登録制度や審判登録制度を設けたり、将来の選手育成などの活動を通じて、サッカーの発展を目指しています。
日本サッカー協会のシンボルマークには、日本神話に登場する三本足の八咫烏(ヤタガラス。
太陽神を意味する神聖の象徴で神の使い。
日本を建国した神武天皇を勝利に導いたカラス)がデザインされており、協会旗や日本代表チームの紋章、J1リーグ年間優勝チームや天皇杯優勝チームが翌シーズンのユニフォームにつけることが許されるワッペンなどに用いられているのです。
日本サッカー協会は、1921年に大日本蹴球協会として創立されました。
1929年にはFIFA(国際サッカー連盟)に加盟するものの、戦時中は脱退し、1950年に再加入しています。
1954年にはAFC(アジアサッカー連盟)に加盟し、1974年に財団法人へと変わり、現在の財団法人日本サッカー協会という名称になったのです。
ワールドカップ
ワールドカップは、正式名称を「FIFAワールドカップTM(TMは小さく上部に表記してあり、trade markという意味)」といい、FIFA(Federation Internationale de Football Associationの略で国際サッカー連盟。
本部はスイスのチューリッヒにある)主催のナショナルサッカーチームの世界選手権です。
1932年に開催される予定だったロサンゼルスオリンピックの競技種目からサッカーがなくなったため、前回、前々回のオリンピックではサッカーで二連覇を成し遂げていたウルグアイが建国100周年の記念行事として大会運営にかかる費用を全て負担してまでワールドカップを招致し、大成功しました。
この第1回のワールドカップの企画発案者は、FIFA会長だったジュール・リメで、1974年の第10回西ドイツ大会までは優勝国にジュール・リメ・トロフィーが贈られ、「ジュール・リメ杯世界サッカー選手権大会」と呼ばれていたのです。
ワールドカップはオリンピックと同様に四年ごとに開催されますが、オリンピックと同じくらいか、それ以上に盛り上がるサッカー大会の最高峰で、予選だけで一年から二年かかります。
日本のプロサッカーリーグであるJリーグは、FIFA七代目会長のジョアン・アベランジェ氏がワールドカップの日本開催を日本サッカー協会(JFA)に打診したことがきっかけで誕生しました。
日本が初めて本大会に出場できたのは1998年に開催された第16回のフランス大会です。
2002年の第17回大会はワールドカップ初の日本と韓国の二カ国共同開催で、同時にアジア初開催でもありました。
サッカー 専門誌
日本には意外とたくさんのサッカー専門誌があります。
株式会社フロムワンが発行している月刊誌の「CALCIO2002(カルチョ)」や「Jリーグサッカーキング」、ベースボール・マガジン社の「サッカークリニック」や「週刊サッカーマガジン」、日本スポーツ企画出版社の「週刊サッカーダイジェスト」や「ワールドサッカーダイジェスト」など、知りたいことに応じてサッカー雑誌を選ぶことができるのです。
サッカー専門誌によっては、主な記事をパソコンで読めるようにしていたり、携帯サイトが開設されていたりとモバイル対応しています。
必要に応じて利用すれば、さらにサッカーに関する知識が深まるかもしれません。
サッカー専門誌の中で最も創刊が古いのは、ベースボール・マガジン社の「週刊サッカーマガジン」でサッカーがまだ日本ではメジャーなスポーツではなかった1966年に創刊準備号が発売されました。
週刊サッカーマガジンに寄稿しているライターなどで構成された選考委員が選定する「クリスタル・アウォード」という独自の年間最優秀日本人選手賞があり、2008年度はガンバ大阪の遠藤保仁選手が受賞しています。
日本スポーツ企画出版社の「週刊サッカーダイジェスト」とはライバル関係にあり、それぞれ熱心な読者がいるようです。
どちらも週刊誌ですから、毎号必ず読みたいのなら、定期購読をしておくと買い逃すこともなく、立ち読みされていないきれいな本を手に入れられるでしょう。
ネット通販なら年間購読割引があったり、送料無料で自宅に届けてもらえるのでオススメです。