釣れたグレは食べる
夏に釣れるグレは、磯臭いとよく耳にしますが、真冬に釣れたグレは、比較的誰にでも「美味しい」といって貰えるのだそうです。
大きな物ですと、脂がのり過ぎて苦手という方もいるようですが、これも好みによって大きく意見が分かれますし、調理法によってもかなり変わってきます。
やはり、魚はどんな物でもせっかく釣ったのであれば、美味しく戴きたいですよね。
自分で釣った魚を、みんなに自慢しながら食すというのは、釣り上げた魚を最高の味にしてしまう、なによりの贅沢です。
ですので、ここではグレの調理法のお薦めを少し紹介したいと思います。
まずは、やっぱりお刺身。
脂がたっぷりのった真冬のグレは特に最高です。
鮮度がよくないと無理ですが、釣ったその日は是非お刺身で食べて欲しいところです。
そして、真冬のグレの脂っぽさや、磯臭いのが苦手な方には、しゃぶしゃぶ。
3枚に下ろしてから好きな厚さにひいて、お好みの野菜と共にポン酢で食べてみてください。
後、お薦めなのは、たたきです。
皮ごとしっかりと塩をして、焦げ目がつく程度にあぶって、手早く氷水で〆る。
これを厚めに切ってポン酢で戴くと、とっても美味しいんです。
他にも、タツタ揚げやハンバーグなど、様々な調理法があります。
そのどれを取ってもグレはとても美味しいので、是非色々と挑戦してみてください。
調理法によって味はガラリと変わりますので、好みの方法をみつけてみてくださいね。
グレ釣り好きへのプレゼント
「グレ釣り」が大好きな家族や友人に、プレゼントをしようと考えた時、釣りをした事がない方なら、何を選べば喜ばれるのか、見当もつきませんよね。
もちろん、プレゼントは「気持ち」なので、何でもいいといえばそうなのですが、どうせなら、欲しがっている物をあげたい物です。
だからといって、聞いてしまうと遠慮されるかもしれませんし、できるならば、サプライズプレゼントにしたいところです。
とはいえ、グレ釣りの道具には、値の張る物が多いので、予算によっては選択肢は少ないかもしれません。
気を使わせる事なく、それなりの物をと考えると1万円くらいが一般的でしょうか。
そのくらいですと、グローブとキャップのセットなどは、消耗品ですし、予算内でもいい物を選べると思います。
集魚剤を大量になんていうのも、結構嬉しいですね。
また、ギアなど安価な物で比較的グレードの高い物を選択して、いくつか組み合わせるというのもいいかもしれません。
その他にも、行きつけの釣具店を聞いておき、そこで相談する方法も選びやすいのでお薦めです。
プレゼントする方の趣向、例えば、好きなメーカーやよく選ぶグレードなどを、把握している店員さんがいれば、とても心強いです。
釣りに詳しくない方には、難しい事がたくさんあるかと思いますが、好きな分野の物を、知らないながらも一生懸命選んでくれたという事だけでも、プレゼントされた方はとても喜ぶ事でしょう。
せっかくなので、最高のサプライズになるよう、是非頑張ってくださいね。
初心者のグレ釣り
10月頃にもなると、グレ釣りをする方は大変多くなります。
でも、大抵の方は、小ぶりな物しか釣れていない事が多く、グレ釣りが初心者には難しい物である事がうかがえます。
ですので、簡単にとは行きませんが、撒き餌を利用して日中に行うフカセ釣りによるグレ釣りを初心者にも挑戦できるように、少し紹介したいと思います。
グレ釣りは、7月から11月まで行えますが、じつは、釣り人の比較的少ない8月頃が、結構狙い目です。
グレは、基本的に海底や陰に隠れているので、遠投してもほとんど釣れません。
ですが、撒き餌をすると行動範囲がガラリと変わり、餌に釣られて近づいてきます。
この撒き餌には、色々な種類がありますが、オキアミなどの比較的安価な物に、グレ専用集魚材を混ぜて使うという方法がお薦めです。
集魚材は、好きなタイプの物を選んで貰えば大丈夫ですが、よく分からない時は、遠投性の高い物をチョイスしてみてください。
そして、外向きのポイントに釣り座を決定します。
まずタモを作り、それから撒き餌を作りますが、この間に風や潮の流れを周囲を観察して読んでおきます。
撒き餌はまず、近場に撒いてみて、底の方に沈んで行く餌がゆっくりであれば0号に、ちょっと早ければG2にといった感じでうきを選択します。
ハリスやグレ針などは好みの物を使用してください。
後は撒き餌を打ち分けて良型をタイミングよく狙ってください。
グレ釣りは、観察がなにより大事です。
濁りがある時でも確認できる範囲はしっかりみておきましょう。