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テニスコート 種類
テニスコートの広さの規格は、縦23.7メートル、横8.23メートル(ダブルスの場合は10.97メートル)。
広さの規格は同じでも、地面の材質の違う様々なコートがあります。
地面の材質によって、ボールのバウンドの仕方が違うなど、異なった特徴を持っているのです。
▼テニスコートの種類
「ハードコート」
維持管理に手間、費用がかからないため、世界でもっとも普及しているポピュラーなコート。
材質は、化学樹脂コーティングされたセメントやアスファルト。
文字通りハード(固い)な表面で、ボールの弾む速度が増すのが特徴。
ストロークよりもボレーに向いている。
悪天候(雨)でもコート表面が乾きやすく、再プレイまでの時間がかからない。
「クレーコート」
材質がクレイ(土)のコート。
レンガを砕いた粉や(日本では)砂をまいたコートが多い。
非常にボールが弾力を持つため、プレイヤーの疲労感が少ない。
ヨーロッパで多く普及している。
しかし、雨の後の再プレイには時間がかかり、維持管理にも手間がかかる。
「人工芝(砂入り)」
別名オムニコート。
天候(雨や風)に左右されないため、天候の変化が激しい日本で広く普及している。
維持管理も手間がかからず、コート表面の弾力があるため、プレイヤーの足腰への負担が軽いのが特徴。
「グラスコート」
天然芝。別名ローンコートと呼ばれる。
他のコートに比べ、最も球足が速い。
ボールの弾みも低く、動きも不規則になるため、サーブ、ボレーの得意な選手に有利。
「カーペット」
主に屋内のスクールで使用される、じゅうたん素材を敷き詰めてあるコート。
球足は速く、維持管理に手間がかからない。
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