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雪舟水墨画とは
雪舟水墨画とは、画聖と呼ばれ、日本の水墨画の全盛期を築いた水墨画家の一人、雪舟が描いた水墨画のことです。
雪舟は室町時代に活躍しましたが、その構図美と独特の世界観は今でもみる人を魅了します。
雪舟の水墨画は、現存する作品のうち、六点が国宝に指定されているのですが、雪舟以外の画家でそんなにたくさんの作品が国宝に指定されている人はいません。
雪舟は日本人で初めて、外国の切手に描かれた人物でもあります。
日本だけでなく、世界中に雪舟の水墨画のファンがいることからも、その作品の素晴らしさがわかるでしょう。
雪舟はとても有名な人物にもかかわらず、その生涯に謎が多いことでも知られています。
生きていた当時も有名人だったはずなのに、没年でさえ、明確ではありません。
雪舟が中国(当時は明)に渡るまでの日本の水墨画家は、中国の水墨画家が描いたみたこともない中国の風景を真似するという形で作品を描いていたそうです。
雪舟は中国に行くことで、実際に中国の風景をみて、それを描きました。
その絵には実際にみていなければ描けないような現実感と迫力があります。
日本に帰ってきてからも、雪舟は旅をしてみた日本の風景を描き、日本の水墨画の流れを変えたのです。
1479年頃からは、周防(山口県の東南半)の雲谷庵(うんこくあん)というアトリエで制作活動をしていたといわれますが、はっきりとした記録は残っておらず、アトリエの正確な位置もわかりません。
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