ジャズダンス 人気
ジャズダンスは、多彩なジャンルのダンス(バレエ、社交ダンス、ヨガ、太極拳、タップダンスなど)の要素を取り入れて、自由に気軽に踊れるハードルの低さが人気です。
人気の秘密の一つはなんと言っても、ファッショナブルなこと。
カラフルなレオタードやレッグカバーを身に着けただけで、ダンサーになった気分ですね。
最初は、上手く踊れなくても、体を思いっきり動かして汗をかけば、ストレス発散できるのです!
普段はデスクワークでじっとして居なければいけないOLの方、子育て中の主婦などの女性はもちろん、男性も日頃の仕事で溜まったストレスをジャズダンスを踊ることで解消している人が増えています。
ジャズダンスの人気の秘密の二つ目は、やはりシェイプアップ!
近頃話題の『メタボリックシンドローム』。
ぽっこりお腹が気になるお父さん達には、つらい上に、お付き合いなどで難しい食事制限よりも、ジャズダンスでしっかり運動するのがオススメ。有酸素運動の効果で、持久力・筋力アップも期待できて一石二鳥です。最近のスポーツクラブでのジャズダンスレッスンでは、男性の姿も珍しくなくなっています。
大きな鏡の前でインストラクターの軽快な動きと掛声に合わせて、自分や周りのダンスを見ながら無心になって体を動かす。
時折つらくなって来る呼吸や体の動きも、回数を重ねる事によってマスターできるようになってきます。
いつかは憧れの舞台でジャズダンスを発表できる日を夢見て、レッツ・ダンス!
ジャズダンス衣装 選び方
ジャズダンスの際の衣装の選び方を紹介します。
ダンスを楽しむ上での一番の楽しみが『衣装選び』。
自由なスタイルで踊れる『ジャズダンス』では、選べる衣装の幅が広いのも魅力の一つ。
踊る音楽のジャンルによっても、様々な衣装があります。
伝統的なジャズダンスの場合の衣装の組み合わせは以下の通りです。
▼レオタード
本来、バレエレッスン用に生まれた水着タイプの衣装。
カラーバリエーションや柄も豊富。スパンコールやレースなどの装飾のある物も人気。
半そでタイプ、長そでタイプなどもあり、好みで選べる。
▼小物
『ヘアーバンド』
色柄共に豊富で、ダンスの際の汗止めや、ヘアスタイルの乱れを防止する。
『レッグカバー』
ダンサーの一番大切な足を守るレッグカバー。ロングタイプ、ショートタイプ、色柄、素材も豊富。
『タイツ』
レッグラインを美しく見せる為に網タイツ、カラータイツなど様々なタイツを好みに合わせて着用。
『Tシャツ、スカート、タンクトップ』
基本のレオタードに重ね着して、踊りの演出や防寒、汗止めの役割をする。
レオタードの色やデザインに合わせて、全体のバランスをトータルで考えて購入すると良いでしょう。
ジャズダンスの衣装を選ぶのはジャズダンスの楽しみの一つですが、自分目線だけでの衣装選びは、特に発表会などの舞台映えについては解りにくいものです。
先生や一緒に踊る仲間、ドレスショップのスタッフの方々の意見も参考にして選ぶと良いですね。
衣装選びでレッスンも、より一層楽しいものになり、ダンスのレベルもアップするでしょう。
ジャズダンス 用語
ジャズダンスには、基本的なポジションとポジションにまつわる用語があります。
レッスンの際には、ジャズダンス用語で先生から指示されることが多いと思いますので、しっかり覚えてレッスンでスムーズに動けるように練習しましょう。
▼ジャズダンスで使われる基本用語
「スタンドポジション」
基本的な立ち姿勢。頭から踵まで一直線に伸びるように、踵に重心を置き、まっすぐ立つ。注意する点は、「顎を引く」「胸をはり、背筋を伸ばす」「ヒップを後ろへ引き上げる」。
「フィートポジション」
足のポジションには、爪先の開く度合いで大きく、「ファースト」「セカンド」「フォース」「フィフス」の4つに分かれ、またそれぞれが膝を正面に向ける「パラレル」、膝を外側に向ける「ターンアウト」の2つに分かれ、全部で8つのポジションに分かれる。
「アラベスク」
クラッシックバレエでよく使われる両足とも曲げずに、片足を後ろへ上げバランスを取る代表的なポーズ。
「アチチュード」
片足を後ろに上げ、一方の足で体を支えるポーズ。
「プリエ」
膝を曲げた状態で3段階に分かれる。「デミ」半分膝を曲げる。「グランド」下までいっぱいに膝を曲げる。「ルルベ」爪先を立てて軽く膝を曲げる。
「ターン」
体を回転させる。片足を軸にして、体を回転させることを「ピルエット」ともいう。
「カウント」
踊りに合わせるリズムを「ワン・ツー・スリー」と数える。ジャズダンスでは基本的に8カウントが基準になる。
最初の頃は、先生からの指示の用語を思い出しながらのレッスンで、「え~~と?」「こうだったかな?」なんて頭と体がバラバラで、ちぐはぐですが、慣れてくればスムーズな動きができるようになるでしょう。