泳げなくてもサーフィンは出来る

サーフィンは、波打ち際で行う分には泳げなくてもできるかもしれません。
しかし、本格的にサーフィンを行うならば、全く泳げないとなるとかなりのハンデとなり、危険を伴うのでおすすめできません。
サーフィンは沖に出る時にサーフボードに腹ばいになり、クロールのように手を動かすパドリングという動作で海の上を移動します。
そのためには、クロールの泳ぎの基本が必要となるでしょう。
さらに、海は危険がいっぱいです。
泳ぎが達者な人でも海で波にさらわれてしまったり、事故を起こす事も多くあります。
トラブルが起こった時に泳げないと命の危険もありますし、また周りの人にも迷惑を掛けてしまうことになります。
それに、沖では足がつかない深さになっています。
海に投げ出された時にパニックにならないようにするためにも、やはりある程度は泳げた方がいいでしょう。
全く泳げないという人が本格的にサーフィンをやろうと思ったら、まずは海よりも安全なプールで泳ぎの練習をしてください。
そして、泳ぎの練習と並行してサーフィンのスクールへ行くといいと思います。
スクールに通うと、インストラクターが付いてくれて安全な場所でサーフィンの基礎を練習できます。
もし、あまり泳げない人がサーフィンを行う場合は、波打ち際であっても、必ずライフジャケットを着用することをおすすめします。
できれば、泳げる人と一緒だと、より安心でしょう。

かなづち克服　クロールの泳ぎ方とポイント

クロールは泳ぎの基本で、ほとんどの方が初めて覚える泳ぎ方といえるでしょう。
クロールは、バタ足に加えて腕を回すことで水をかき、泳いでいく泳法です。
ポイントをおさえれば、かなづちを克服してクロールで泳ぐことができるはずです。
バタ足は、足首を伸ばし、足の甲で水を蹴ります。
足首に力を入れず、柔軟にしておくことがポイントとなります。
さらに、足を動かす時は太ももの付け根からしっかりと動かしましょう。
クロールでは、バタ足を正しく行い、しっかりとキックすることが、上手な泳ぎやスピードアップにつながりますよ。
クロールの手の動きは、３種類の動かし方があると言われています。
初めてクロールを行う方は、まず基本となるストレートという動かし方を覚えましょう。
ストレートは、太ももの横まで一気に手を回し、水を押します。
この時になるべく体から遠いところを通るように大きく腕をまわし、水を押しましょう。
次に水から腕を上げます。
上に肘を引き、上げるようにしつつ、肩を大きく回し、手を前にもっていきます。
この動作を交互に行うと、ストレートの手の動きとなります。
また、息継ぎは、息継ぎをしやすい方の手をかき始める時に顔を横に向け、息継ぎを行います。
脇を見るように顔を上げると、無駄なく楽に息継ぎをする事ができるでしょう。
手の動作を行うときにバタ足が止まってしまわないように、息継ぎの時に体が捻じれてしまわないようにまっすぐを心がけると、上手にクロールで泳ぐことができると思います。

かなづち克服　平泳ぎの泳ぎ方とポイント

平泳ぎは独特の動きをしないといけないため、泳ぎの中で一番難しい泳ぎ方といわれています。
ポイントをおさえてうまく泳がないと、バランスがとれなかったり、前に進まなかったりして沈んでしまうこともあるので注意しましょう。
平泳ぎの泳ぎ方は、手と足の動きがばらばらです。
ですから、まずは足の動きから練習してみてください。
平泳ぎの足の動きを練習する時は、ビート板を利用して、しっかりと水を蹴って伸びる感覚を身につけることが重要です。
平泳ぎの足の動きは膝を開き、かかとをお尻に引き寄せる１つ目の動作。
弧を描きながら足の裏で後ろに水を蹴りだす２つ目の動作となっています。
足の動きのポイントは、足の裏でしっかり水を蹴ったあとに、両足をそろえてまっすぐに伸びることです。
足の動きができる様になったら、次は手の動きです。
手はまず、まっすぐに伸ばした状態から肩幅辺りまで水をかきながら開きます。
そして、体の横の水をかきながら肘を曲げ、脇をしめ、胸の前に手の平を合わせるようにもってきます。
脇をしめ、水をかく時に頭を上げ、息継ぎをしてみましょう。
その後、水に顔を付けながら腕をしっかりと前に伸ばします。
この時に手が水面に出てしまわないように気をつけながら伸ばしていきます。
手の動きはなるべく大きく、腕全体を使って水をしっかりとかくことがポイントです。
手と足の動きを合わせ、水をかき、水を蹴り、しっかりと伸びることで、平泳ぎで上手に泳ぐ事ができるでしょう。