初心者 ウェットスーツの選び方
サーフィンを始める際には、必需品といえるのがウエットスーツ。
たくさん種類があり、値段も様々な為に、どのウエットスーツを選べばいいかとても迷いますね。
決して安い買い物ではないので、慎重に選ぶ為にも、ウエットスーツの選び方を簡単に紹介します。
ウエットスーツは、丈や生地・厚さが細かく違っているので、季節によって使い分ける事をお薦めします。
最低二着は持っておいた方がいいでしょう。
どうしても、気温や水温に左右されますし、特に初心者の方や女性は、水温が実際よりも低く感じる傾向があります。
季節で使い分けるのにお薦めなのが、10月以降~春先向きの「セミドライスーツ」と、夏の暖かい季節向きの「フルスーツ」です。
基本的には、この二つのタイプを選べば大丈夫でしょう。
セミドライスーツは、特殊なジッパーによって海水がスーツ内に侵入するのを防ぎます。
また、裏地には保温性のある素材を使っているのでとても温かいです。
フルスーツは、セミドライスーツと厚さは同じですが、ジッパーが普通です。
裏地はジャージ生地なので保温性は弱いので夏に最適ですね。
それぞれ、厚さは3㎜と5㎜があります。
また、冬や寒い気温の時は、手袋(グローブ)とブーツを着用するのが一般的です。
ざっと紹介しましたが、悩んだ時はショップで聞きましょう。
サーフショップのスタッフはサーフィン経験者がほとんどなので、色々なアドバイスを貰えますよ。
是非参考にしてみてくださいね。
初心者 サーフボードの選び方
サーフィン初心者の方に向いている、サーフボードの選び方について簡単に紹介します。
一口にサーフボードといっても、種類は大きく分けても三種類あります。
先端が尖っていて形が細く、よくドラマなどで目にするカッコイイ形のものを「ショートボード」といいます。
これは名前の通り長さが短いのが特徴で、乗りこなすにはかなりの訓練が必要なので上級者向けですね。
先端が丸く長さ3メートル近くあるものは、「ロングボード」といいます。
波乗りの仕方は様々ですが、これは比較的どんな波にも順応できるので、大きくゆったり乗りたい方にはピッタリですね。
そして、ショートボードとロングボードのちょうど中間にあたるものを「ファンボード」といいます。
これら三種類の中で、初心者の方に向いている物は「ファンボード」でしょう。
まだ波に慣れていない初心者の方には、不安定なショートボードよりも、操作がしにくく重いロングボードよりも、比較的早くボードの上に立つ事ができる「ファンボード」が適しているかと思います。
選ぶ時は、個人の身長に関わらずボードの長さが2メートル前後のもので、板の幅も厚みがあるものにすると失敗しないですよ。
ショートボードは不安定な為、波に乗る以前に、水に浮いているだけでも重心がとれずに転覆してしまいます。
一方で、幅と厚みがあるものは、安定感がある為、パドリングもしやすいですよ。
デザインや値段などは、サーフショップのスタッフに相談してみるといいでしょう。
サーフィンに適した時期・季節
サーフィンを始めるにあたって、適した時期や季節は人によって考え方が様々ですが、参考までに紹介します。
まず、適した時期についてですが、サーフィンは意外にも年中通して楽しめるスポーツなので、自分がサーフィンを始めたいと思う時期が適した時期になるのではないでしょうか? そして、適した季節についてですが、自分がどこにポイントを置くかによって大きく変わってきます。
初心者の方は、体を水に慣らす事から始めるので、無理なく楽しめる季節は、やはり春から夏にかけてですね。
この季節は、水温も徐々に上昇してくるので、比較的長い時間海に入っていられますよ。
特に4月末頃からはお薦めです。
しかし、サーフィン最盛期の春から夏になると、やはり、他のサーファーや海水浴客も多くなってきますよね。
そうすると、初心者のサーファーは、何らかのトラブルに巻き込まれる事もないとはいいきれません。
それらを回避する為に、サーファーや海水浴客が少なくなる秋から冬にかけて、短期集中型でサーフィンを始めようとする初心者の方もいます。
最近では、冬の寒さにも耐えられるウエットスーツが販売されているので、防寒対策をしっかりして、海に入っている時間を短くすれば、もちろん冬でも楽しめます。
人が少ない季節にこっそり上達するか、水温が温かい季節にみんなと腕を磨き合うかは、人によって様々なので、自分はどちらが向いているか考えてみてください。