ジャズダンススクール 選び方
ダンスを経験されている方も、未経験の方も、ジャズダンススクールの選び方には迷ってしまうかもしれません。
ジャズダンスに限らず、様々なジャンルのダンスの習得にも共通しますが、やはり『継続』して身につける事が一番の重要ポイント。
その『継続』を可能にするポイント5つを紹介します。
▼ポイントその1
『自分のライフスタイルにあっているか?』
学生の方であれば、自宅、もしくは学校の近くである事。
会社員の方であれば、自宅、会社の近くである事。
主婦の方であれば、自宅近くである事。
通常生活の行動範囲内にスクールがある事で時間的、体力的に負担が少なく、『継続』してスクールに通う事ができるでしょう。
▼ポイントその2
『先生との相性』
実際にレッスンを受けてみないとわからない場合がほとんどですが、やはり教えてくれる先生と自分の相性の良し悪しで、『継続』できるかどうかが大きく左右されます。
レッスンを受ける先生のカラー(ダンスのリズムの速さや声の大きさ、トーンなど)がレッスンを受けていて『心地よい』と感じる事ができるかどうかが一番のポイントですね。
もしも、同じスクールで複数の先生が在籍されている場合は、遠慮せずに、一番相性のいい先生を探しましょう。相性があまり良くない先生だった場合は、先生、もしくはスクールを変更するのも『継続』には欠かせません。
▼ポイントその3
『教室の大きさ、料金』
大手スポーツクラブに併設されている大型スタジオで、思いっきり大きく体を動かす事ができる教室。反対に先生の細かな動きや指示の声などがしっかり聞こえる少人数で小さめのスタジオ。
料金も先生や使用するスクールの施設設備によって様々です。
自身の経済事情で無理のない料金体系のスクール、自身の目的に合った設備のスクールを選びましょう。
ジャズダンス クラブステップ
ジャズダンスのクラブステップについて説明します。
1990年代に流行したクラブステップは、ジャズダンス以外でもストリートダンスやヒップホップダンスでも登場するブレイクダンスの基本のステップです。
▼『クラブステップ』
1、両足爪先を軽く開き、正面から見ると「ハの字」の状態で力を抜き、立つ。
2、右足の踵、左足の爪先を軸として、膝を内側に向ける(すると自然と体の位置が左に移動し、正面から見ると「逆ハの字」になる)。
3、次は2とは逆の、右足の爪先、左足の踵を軸として、膝を外側に向ける(すると自然と体の位置が左に移動し、正面から見ると「ハの字」になる)。
2、3を繰り返し移動する。
▼『クラブステップ』のポイント
基本はいわゆる「カニ歩き」ですが、しっかり踵と爪先を意識して、正確に使えるようにする事!
両足をなんとなく、スルスルとスライドするのでは無く、しっかり踵と爪先を踏みかえて練習してみましょう。
体が横へ移動する際には、体全体を低くしたり高くしたり、アップダウンをつけて、ステップを踏むのも、クラブステップの習得には良いかもしれません。
体が横移動する際に上半身の重心(お腹)がしっかりと意識されていないと、ふにゃふにゃした動きに見えてしまいますので、重心をしっかり意識して切れの良い移動を目指して下さい。
足の運びに慣れて来たら、好きな音楽に合わせてステップを踏み、ジャンプやターンなどのアレンジを入れてみるのも楽しいですね。
ジャズダンス 歴史 種類
ジャズダンスの歴史や種類について、紹介したいと思います。
アメリカで生まれ育ったジャズダンスは、アメリカの黒人のダンスと白人のダンスがミックスされ、ショー・ビジネスの世界へ広がり、発展しました。
アメリカの黒人ダンスのルーツ「アフリカのダンス」とは、奴隷としてアメリカやヨーロッパなどへ渡った黒人奴隷達が、奴隷となる以前に母国であるアフリカの大地で、大切な儀式や生活に深く結びついた、「自由」な歌と踊り。
奴隷貿易によって祖国から離れて、過酷な労働の中でも忘れる事がなかった音楽とダンスです。
その黒人特有の逆境の中でも歌い踊る様が白人にも強い影響を与えて、白人の音楽やダンスも変化していきます。
1930年代には、ジャズダンスの大きな要素「タップダンス」が大流行しました。そして、「タップダンス」のトップダンサーによって、世界中の華々しい舞台や映画、ミュージカルに登場し、世界中に広まっていったのです。
同じ時期には、ミュージカルダンスとしての地位を確立し、ブロードウェイ・ミュージカルの舞台へ登場し、ショー・ビジネスの世界で活躍しました。
そして、ジャズダンスという名の通り、音楽ジャンルである「ジャズ」とは歴史において深い関わりがありますが、現在では、音楽においての「ジャズ」と「ジャズダンス」とは必ずしも関連がある(ジャズ音楽で踊る)等の規制的なものは無いようです。
ジャズダンスの種類、主に、「伝統的なジャズダンス」の他、ストリートダンスの要素を含む「ヒップホップジャズ」、「クラブジャズ」、「ファンキージャズ」など、ベースになる「伝統的なジャズダンス」にミックスされる音楽によって、様々なスタイルが確立されています。