ラジコン模型

ラジコン＝電波や赤外線、レーザ光によって操縦者、コンピュータより指示伝達する無線操縦装置の総称。
“ラジオコントロール”の略称。
「ラジコン模型」ジャンルは航空機、自動車、新幹線、ロボット、潜水艦、アニメキャラクター等、年齢性別を問わず幅広い方々に人気。
製造メーカーについては、日本国内ではタミヤ（旧田宮模型）・タカラ・トミーをはじめ多数のメーカーが製造販売している。
愛好家によるサークル活動やレースイベントが全国で頻繁に開催されており、ラジコン模型操縦の腕を競うという愉しみ方もある。

▼ラジコン模型の分類。

・ホビー：
組立作業、分解整備が必要になる為、知識や安全面での配慮が出来る大人の趣味。
主に模型自動車、模型飛行機、模型ヘリコプター、模型船など。
購入はパーツの品揃えの多い専門店などで行うが、制作するジャンルによっては高価になる。
クラブ、競技会といったイベントもあり、世界選手権などのビックイベントも開催される。

・トイ：
消耗品交換や分解整備が不必要で、子供が対象の安価な製品。
玩具店で入手しやすい。

・産業用：
広大な土地での農薬散布などの農業業務に使用する。

・軍事用：
情報収集や、ピンポイント攻撃の任務用に無人偵察機として使用する。
様々な分類で、幅広いジャンルで楽しめる「ラジコン模型」。

ディテールはそのままで実物を縮小しただけではなく、精密なメカニズムを採用して実物と同じ動き、さらには実物以上の走行や飛行を可能にする高性能モデルもあり、とても深く広い楽しみが出来る。

ラジコン飛行機

ラジコンの様々なジャンルでもトップクラスの難易度で、なかなか手が出ないと言われる『ラジコン飛行機』。
難易度の高い理由については、やはり操縦の難しさ、操縦失敗時の機体の破損、破損による金銭的な負担、広い場所の確保の困難などが挙げられるでしょう。
それでも、『大空高く自由に飛ばしてみたい！』という人はたくさんいます。
実機での練習が困難（怖い、場所がないなど）な場合はラジコンフライトシュミレーターでの練習がお勧めです。

▼ラジコンフライトシュミレーターとは。

PCのバーチャル画面上で操縦練習できるソフト、有料版、無料版とある。
場所の問題、周りの人への配慮、機体の損傷なども心配もありません。

▼ラジコン飛行機の種類。

・入門機（またはトレーナー機）・・・
安定した飛行が特徴。
操作が簡単なので、初心者のファースト機になるモデル。

・スポーツ機・・・
オーソドックスでありながら、スポーティーなフライトを楽しむことが出来る。
リーズナブルで素直な飛行性により、トレーナー機の次のステップになる。

・スケール機・・・
実際の飛行機の縮小スケールモデル。
戦闘機などもあり、飛行機マニアには人気。

・スタント機・・・
スポーツ機の飛行性を高めたモデル。
スタントパフォーマンスもこなし、フライトスキルアップを目指す人にうってつけ。

・グライダー・・・
長い翼を利用して、長時間滞空を楽しむことが可能なモデル。
ハイスキルになれば、動力なしで長時間の飛行も可能。
上昇気流利用での飛行の為、風を読むスキルも必要。

ラジコン雑誌

“ホビー誌”と呼ばれる、多数の模型の各種専門雑誌の模型雑誌の1ジャンルとしての情報提供をする“ラジコン雑誌”。

▼代表ラジコン雑誌。

・RC Sports（ラジコンカー・スポーツ） 。
出版社：内外出版社。
月刊紙。
ラジコンカー（車）の遊び方、楽しさを初心者でも“わかりやすい”“見やすい”記事内容で読者に人気。
他雑誌に比べ製品PR（広告）が少なく充実した紙面内容に、定期購読者も多数。

・RC WORLD（ラジコンワールド）。
出版社：エイ出版。
月刊紙。
実生活では実現出来ないスポーツカーやレーシングカーでのドライビングテクニックをラジコンカーで実現するための操作法を公開。
マシン組立のHOW TOなど、ラジコンカー中級者〜上級者も納得の紙面内容。

・RCFan。
（ラジコンファン）。
出版社：洋泉社。
月刊紙。
飛行型ラジコン（ヘリコプター、飛行機、グライダー）情報誌。
制作から飛行まで初心者でもわかりやすい紙面作りを徹底した編集。
目で見て理解する事に重点を置いて編集されている。

・RC AIR WORLD（ラジコンエアワールド）。
出版社：エイ出版。
月刊紙。
誰しも一度は思い描く夢「大空高く自由に飛んでみたい」そんな夢をラジコン飛行機に託して、実現するための高度な知識、ノウハウを掘り下げて公開。
ラジコン飛行に必須の操縦テクニック、高度な工作技術を美しい写真と豊かな文章で表現している。
ラジコン飛行初心者から上級者まで幅広く参考になる誌面構成が人気。