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吃音だと赤面症になる
吃音やどもりで悩む方には、赤面症も併発している方が少なくないようです。
吃音やどもりと同じように、赤面症も、日本人にとても多い病気の一つです。
緊張しやすく、人の目を必要以上に気にする方、消極的な性格の方、人見知りの方、あがりやすい性格の方などが、特に赤面症になりやすいそうです。
日本人は、欧米人などに比べると、少なからず恥ずかしがり屋さんだったりするのですが、簡単にいえば、その、恥ずかしがり屋さん程度のレベルではなくなったのが、対人恐怖症というものです。
この対人恐怖症の症状の1つが、吃音やどもりであったり、赤面症であったりするのです。
これらは、小さい頃に受けた、トラウマなどが根本的な原因になっていたりするようです。
過去のつらい記憶が、「また上手にしゃべれないと、馬鹿にされるのではないか?」「変に思われないように話さなければ、笑われる」などと、異常なほどの緊張を生み、顔が真っ赤になってしまうのです。
これは、吃音の症状とどこか似ていますね。
吃音やどもり・赤面症のどちらにせよ、格好の悪い自分をみせまいとする姿勢が、その症状を悪化させる原因になっているのは、共通した部分だといえるでしょう。
この点から考えると、吃音やどもりの症状で悩む方が、赤面症になりやすいという理由は、なんとなく理解して戴けるのではないでしょうか。
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