簡単にできるハンカチマジック
ハンカチマジックは奇術用語ではシルクマジックといいます。
マジックでは定番の物です。
マジシャンは色鮮やかなハンカチを、一瞬にして結び目をつくり繋げたり、物をあっというまに消し去ったりと自由自在に操っています。
間近でみるとその魅力に魅了されます。
では、誰でもできる簡単なハンカチを使ったマジックを紹介しましょう。
必要な物は、安全ピンとハンカチです。
薄い生地であれば、どんな種類でも大丈夫ですよ。
このマジックは、ハンカチに安全ピンを刺して完全に通してしまいます。
そして、ハンカチをしわなくまっすぐに張った状態にします。
刺さった状態から安全ピンを左右どちらかに動かします。
安全ピンと布は平行になるようにしてくださいね。
すると、ハンカチに通しているはずの安全ピンがそのまま動いてしまうのです。
このマジックは、特にすごいタネなんかはありません。
トリックは、安全ピンを左右に移動させた時に、解らないように針を外すのです。
重要なのは、ハンカチをしわにならないようにまっすぐ張り、ピンと布が平行になるようにキープしながら、思い切って移動させる事です。
針先を止める金具に隠れて、刺さっているかいないかが解りにくいため、みている相手は錯覚します。
簡単にタネが解ってしまう事はないでしょう。
何事も練習が肝心です。
練習して馴れてから披露すれば、完成度も高くなり、より一層驚かせる事ができますよ。
簡単にできるコインマジック
コインマジックを成功させるには、あらかじめコインに慣れていなければなりません。
コインを上手く扱えるだけで成功率は上がるのです。
コインマジックには、動かした時にでる「チャリーン」という音をだしてはいけないマジックもあるので、注意しなければなりません。
ここで、一つ簡単なマジックを紹介しましょう。
まず、同じ種類のコインを4枚用意します。
何でも大丈夫ですが、今回は100円玉を例に使いましょう。
両手に1枚ずつ100円玉を入れてグーにします。
グーの形で指が上になるようにしておきます。
その指先の上に、さらに両手に1枚ずつ100円をのせて貰います。
相手に「コインがワープをします」といって、両手の手の平を下にしてコインをつかもうとしながら、右手のコイン2枚とも、一度コインをテーブルに落とします。
相手には上にのっていた2枚のコインが落ちたと思わせます。
そして、すぐにまた握り直します。
その動作と一緒に左手の上においてもらったコインを手に入れておきます。
この時のポイントは、右手のコインをできるだけ左手側に落とすようにします。
「ちょっと失敗してしまったのでやりなおします」といい、両手の指先側にもう1枚ずつ100円玉をおいて貰います。
そして、上に乗っているコイン両方をそのまま握ります。
この時点で、左手に3枚、右手に1枚になっています。
相手に両手を広げてみせると、コインが左手に1枚瞬間移動してるようにみえます。
簡単なのに、なかなかバレないので是非やってみてください。
簡単にできる輪ゴムマジック
とっても簡単で、誰にでもすぐ実行できる物なのに、すごく不思議なマジックがあります。
それは、輪ゴムを使ったマジックです。
輪ゴムを二本使い、交差した物を貫通させるマジックなどがいい例ですね。
これは、仕組みは簡単です。
伸縮性を利用して、ちょっとした細工をしているのを、ごまかしてしまえます。
文章ですと、書いても解りにくくなってしまうので、無料の動画サイトなどで調べてみてください。
とっても簡単ですが、タネを知らないと、かなり不思議です。
せっかくなので、もう一つ紹介してみましょう。
まず、輪ゴムを一つ用意し、人差し指と中指にかけます。
それを左右に引っ張り、きちんと引っ掛かっている事を確認して貰います。
この時に、ちょっと細工します。
四つの指の先に輪ゴムが挟まってる形にしておくのです。
その状態で、グーにします。
そのまま輪ゴムを四本の指でこっそりと、すくい取るように手を広げます。
移動しましたか?成功していれば、輪ゴムは小指と薬指の方に移動しているはずです。
これも簡単ですが、話題づくりには最高のマジックです。
忘年会や新年会、合コンや飲み会などで、是非お試しください。
ポイントは、セリフで不自然さをカバーする事です。
このようなマジックは、バレるまで何度も繰り返し披露できるので、盛り上げたり、場を和ませるのに最適です。
その場で輪ゴムを調達すれば、一層不思議に思われます。
これらを参考に、練習してみてくださいね。