ロト6とは
購入者が自由に好きな数字を選べる形式の数字選択式宝くじの一つが「ロト6」です。
選ぶ数字は6つ。
数字は、43個の数字から選択します。
ルールとして、同じ数字を選んではいけません。
1~43の数字の中で、同じにならないように6つ選択するのです。
選択した数字は、その順番に関係なく6個すべて一致すれば1等。
この方法には、6,096,454通りの選び方が存在します。
当選した時の金額は、4億円という大きなものです。
ただし、4億円という数字は、当選者がいない場合に繰越されるというキャリーオーバーがあった場合であり、キャリーオーバーが無かった場合の金額は2億円になります。
一口200円で4億円が当たる可能性のあるロト6は、毎週木曜に夢ロトくんと呼ばれる抽選機を使って抽選が行われています。
購入も簡単で、マークカードを塗りつぶすだけ。
1枚のカードにつき5通りの申し込みまで可能です。
一等が当たらなかったとしても、5個の数字プラスボーナス数字が当たれば約1,500万円、5個の数字が当たれば約50万円、4個が当たれば約9,500円、3個が当たれば約1,000円と、5等まで用意されています。
平成12年の秋にスタートしたロト6は、人気が続いており攻略サイトや攻略ソフトなどが多数存在します。
特に不況の近年、少額で夢を見ることのできる宝くじは魅力的ですよね。
人気はさらに高まっているようです。
ロト6セレブ
「ロト6 セレブ」とは、その言葉から想像できる通り、ロト6で大金を当ててセレブ的な生活ができるようになった人を指しています。
実際にロト6に当選してセレブになった男性が、『ロト6で3億2千万円当てた男の悲劇』という本を書いて私生活を明かしたりもしています。
彼の経験は、反町隆史さんの主演でTVドラマ化もされました。
このドラマの影響で「ロト6 セレブ」という言葉を知った方もいらっしゃるでしょう
年収320万円のサラリーマンの独身男性が、ある日昼休みにお弁当を買いにいくついでに買ったロト6が当選した所からはじまるこの実話は、「悲劇」というタイトル通りちょっと寂しい結果になっています。
彼は、現在もブログを書いていますので、ドラマのその後も知ることができます。
「ロト6成金のセレブな私生活」というブログ名で検索すればすぐに見つけられると思うので興味のある方は探してみてください。
宝くじで夢を買うという言葉がありますが、実際宝くじで1億円以上の金額が当選してセレブの仲間入りをする人達はどれくらいいると思いますか。
2008年度のデータによると、588人も誕生しているのです。
一日に一人以上のペースで億万長者が誕生しているということは、ロト6でセレブ生活を目指すことは「夢のような話」というわけではないことがわかります。
大金を手にしたはいいが、その先は幸せではなかったという上記で挙げた男性のような話もありますがやはりロト6セレブ生活は魅力的ですよね。
ロト6用語
何でもそうですが、ロト6にも用語があります。当選者がなく賞金を持ちこすという意味の「キャリーオーバー」や抽選マシンの「夢ロトくん」は有名なところでしょうか。
その他にも、
【完全削除】
ロト6用語として使われる時は、ある数字を完全に使わないという意味。
【基準数字】
抽選結果の本数字の中で最小のもの。「絶対基準数字」という用語は1をあらわす。
【クイックピック】
自分ではなく、機械が数字を選んでくれる仕組みのこと。完全にランダムの数字になっている。
【三等保証】
購入費用を抑える目的に使われることが多い。6個の本数字がすべて入っていることが条件。少なくとも三等が保証されるため、三等保証。同じ意味で四等保証もある。
【飛び番号】
当選番号を一回ずつ飛ばしながら数字の連動をみて統計を考える。人気のある予想法。
【引っ張り現象】
前回のロト6で出た本数字の6つの組み合わせの中で1つ以上が次にもあらわれるという現象。ロト6以外の宝くじでも使用されている用語。
【ボーナス数字】
1回の抽選で7個の球が選ばれる。その7個目の球のこと。二等の抽選の時だけ使われる数字。
【本数字】
上記までにも何度も使ったように、ロト6でよく使われる用語。抽選時、当選の対象になる数字のこと。
【ミニロト状態】
ミニロト6と同じ数字(31以下)しか使わない選び方。
などの用語があります。
なんとなく言葉から想像できるものもありますが、知らないとちんぷんかんぷんなものもありますね。