刺繍 仕方
名前や文字、絵や柄を布へ縫いこむ手芸の一つが刺繍です。
一言で刺繍といっても、様々な種類(技法、縫い方)があります。
初心者の場合は、小さめで色数も少なく、簡素なデザインで練習して、段々とレベルアップしていくと良いでしょう。
▼初心者にお勧めの「クロスステッチ」
クロスステッチとは、名前の通り、糸をクロスして刺し、デザインや文字を複数のクロスで構成する刺繍です。
クロスステッチは、とても簡単なので、針を安全に取り扱えるようになった年齢の子供から老人まで、幅広い年代の人が気軽にできます。クロスステッチで刺繍できる物としては、クッションカバーやコースター、ブライダルウェルカムボードなどがあります。
基本的には、どんな布地でも刺繍することが可能ですが、縦横の折り目間隔が同じ布地(ジャバクロス、アイーダ、刺繍用リネン)を使用するとステッチしやすいでしょう。
▼ステッチの種類
・アウトラインステッチ
・チェーンステッチ
・バックステッチ
・ストレートステッチ
・サテンステッチなど
様々な手法のステッチを組み合わせることにより、糸だけでも立体的な奥深い表現が可能になります。
刺繍の図案については、手芸ショップで布や刺繍糸のキットになった物や本を買うか、ダウンロードできるサイトなどを参考にするといいと思います。忙しい毎日の中で時間を作って、針と糸に意識を集中させて、無心で刺繍を刺すのも、とても良いストレス解消になるかもしれませんね。
ハーダンガー刺繍
ハーダンガー刺繍は、16世紀にイタリアから発達したドロンワーク技法を独自に発展させたハーダンガー(ノルウェー西南海岸に面する地方名)を発祥の地とする刺繍技法です。
16世紀当時の女性達が身につけるエプロンやブラウスはもちろん、室内装飾としてリネン類にも、ハーダンガー刺繍が施されていました。
独自の刺繍技法であるハーダンガー刺繍は、織糸を布から抜いてかがり、透かし模様を作る技法、織糸を数え、刺すステッチで構成され、ステッチの種類の組み合わせで、自由で斬新な幾何学模様を作ることができます。
刺繍糸やステッチの組み合わせ、縫い目の大きさなどで、清楚にも豪華にも仕上げることができるのが、ハーダンガー刺繍です。
一見して、とても手が込んでおり、繊細で美しい刺繍だと思います。
▼ドロンワークとは
布地に様々なステッチをかけ、縦糸、横糸を抜き取る(部分的に)など、布地に刺繍で模様を描く技法の総称。
ヨーロッパには、4世紀後半に中央アジアより伝わる。16世紀初頭にイタリアで技法が発達した。
▼ハーダンガー刺繍の教室
ハーダンガー刺繍の教室は、各地のカルチャーセンターでも人気教室となっている。
ハーダンガー刺繍についての本やキットも販売されているが、細かな作業や技法は迷うことも多い。
初めのうちは、教室などで先生に習い、ドイリーやティーマットなどの小さな作品でしっかりと基礎を学ぶのが上達の近道。
フライフィッシング釣具
これからフライフィッシングにチャレンジしようとする方が、はじめにそろえなければならないもの、それは以下の通りです。
【竿】ロッドと呼ばれています。これがないと始まらないですよね。
【リール】たくさんの種類があります。機械の部分なので、機能を重視しましょう。ロッド程買いかえないことが多いので慎重に。
【リーダー】ナイロン製のテーパーラインのことです。フライラインに結んで使うのですが、短いものが扱いやすいですよ。(ルアーフィッシングでの「リーダー」とは異なるので注意です)
【フライ】フライを一言でいえば毛針ですが、このフライ選びがとても重要。自作する人も多いです。釣り場によっても合うものが異なるので、いくつか持っていたいものです。
【フライライン】フライは軽いので、フライラインで重みをつけて遠くに飛ばします。渓流で使われることが多いのは、水に落ちてから浮いてくるフローティングラインです。
【ティペット】細い糸で、フライラインの先に結びます。
この他にも釣具はたくさんあります。
お店に行ったり、周りの釣り人を見ていたりすると、ついつい自分も釣り具をたくさん揃えたくなるものですよね。
そこをグッと我慢して、徐々に集めていくことをおすすめします。
慣れてきたころに選ぶと、自分に必要なものが何かを見抜くことができる力もついてきます。
それまではお店のスタッフや上級者に相談をして、必要最低限のものを選ぶにとどめておくと後から後悔することが少ないですよ。