船舶模型 製作
船舶模型の製作は、自分で行うこともできますが、専門の業者などに依頼することもできます。
市販の船舶模型製作キットをベースにしてもプロが作ると、よりクォリティが高い芸術作品に仕上がるのです。
市販品の船舶模型製作キットでは物足りない、でも、自分で一から作るほどの知識も技術もないという人は、船舶模型の製作を請け負っている専門家に相談してみるといいでしょう。
中には、自分が持っているクルーザーや漁船をモデルにした船舶模型の製作を依頼する人もいるそうです。
写真よりも船舶模型の方が立体的でインパクトがあるので、飾っておくのにいいみたいですね。
船舶模型の製作を依頼してみたいなと思ったら、まず、製作過程を紹介している業者を探しましょう。
どんな船舶模型の製作が得意なのか、どの程度の技術力を持っているのか、依頼する前に確認しておくことをオススメします。
また、製作を依頼する前に、どんな船舶模型を作ってほしいのか詳しく伝えて見積もりを取るといいでしょう。
船舶模型は高いものだと100万円以上しますから、どのくらいの予算で製作してもらえるのか、はっきりさせておいた方がいいです。
もちろん、その業者が製作した船舶模型を実際にみる機会があれば、みておいた方がいいので、一般公開されている作品がないかもきいてみましょう。
船舶模型の製作は自分でするのも、お金のかかる趣味ですから、プロに依頼すると、さらに費用がかかります。
でも、きっと、かかった費用分の価値がある船舶模型を製作してもらえるはずです。
日本軍艦
日本軍艦の船舶模型は、日本人だけでなく、外国人にもファンがたくさんいます。
日本軍艦の船舶模型といえば、プラモデルがほとんどですが、木製の船舶模型も人気があり、デアゴスティーニジャパンから「週刊 戦艦大和を作る」という船舶模型のパーツ付きの週刊誌が発売されたこともありました。
木製の戦艦大和の船舶模型を完成させるためには、一冊1190円の週刊誌を全90巻も買い続けなくてはならず、全部パーツを集めるだけで二年近くもかかるのですが、船舶模型制作の初心者でも、つい買ってしまった人は多かったようです。
他にも、日本軍艦の船舶模型の写真を集めた写真集なども発売されています。
本格的に日本軍艦の船舶模型を制作する人は、既製品のキットをただ組み立てるだけでは満足できず、資料を集めたりして、自分で改造する人も多いのです。
完成した日本戦艦の船舶模型をデジカメで撮影し、海に浮かんでいるように画像を加工して、ネットで公開している愛好家もいるので、眺めるだけでもかなり楽しめると思います。
一つの日本軍艦の船舶模型を制作するために、日本軍艦の資料本を何冊も買い揃え、細部をなるべく忠実に再現するために自作パーツを作り、資料に基づいて塗装を行うような制作者もたくさんいるのです。
そのくらいマニアックな日本軍艦の船舶模型制作者になると、どこのメーカーのなんていうキットがいいかを細部まで資料の本と比較して判断しています。
船舶模型 初心者
船舶模型の初心者は、船舶模型キットを衝動買いしないように気をつけてください。
なぜなら、船舶模型の初心者が船舶模型キットを買っても、完成まで辿りつけないことがほとんどだからです。
船舶模型キットの説明を読んでも、船舶模型の初心者は組み立てられないでしょう。
大抵の場合、船舶模型キットの説明書は、初心者に理解できるほど懇切丁寧に書いてないのです。
ですから、船舶模型の初心者が船舶模型制作を始める時には、初心者向けだと明記してある船舶模型キットを購入するといいと思います。
船舶模型愛好家の人が、初心者に薦めている船舶模型キットを購入するのもいいでしょう。
船舶模型制作の参考書、解説サイトなどをみて、勉強するという方法もありますが、難易度の高い船舶模型の制作から始めると、途中で投げ出してしまう可能性が高くなります。
船舶模型制作に詳しい店員さんがいるお店で、船舶模型キットを購入すれば、困った時に相談にのってもらえるのでオススメです。
独学では上手く制作できない時には、船舶模型制作の教室や講習会に参加すると、確実に知識や技術を身につけられます。
特に、木製の船舶模型を制作する場合は、プラモデル以上に組み立てが難しく、完成度を高くしようと思わなくても自分でパーツを加工する必要があるので、半年から一年くらいの制作期間をみた方がいいようです。
船舶模型を制作している間、どこに置いておくのか、船舶模型が完成したらどうするのかも船舶模型キットを購入する前に検討しておきましょう。