フライフィッシング釣り場
フライフィッシングが楽しめるのは、渓流や湖というイメージがありますね。
それは、フライフィッシングに適している、マス科の魚が渓流や湖に生息しているためです。
大自然の中でマイナスイオンを浴びながら釣りをするのは、本当に気持ちがいい!
癒されるし、最高のストレス発散になりますよね。
けれど、渓流や湖まで足を運べるという機会はなかなか作れないという方も多いはず。
特に都会の方はそうですよね。
たどり着くまでに半日かかってしまう場所も少なくないのですから。
そんな都会暮らしの方に最近人気の場所があります。
それは、管理釣り場です。
「なんだ、管理釣り場か。」と思われた方もいらっしゃるでしょうが、最近はこの(人工ながら)自然のシチュエーションを楽しめる管理釣り場が人気なのです。
フライフィッシングができる管理釣り場は、どんどん増えています。
魚が多いのはもちろんのこと、食事がしやすく、トイレの心配もいらないので、特に家族連れや女性から人気を集めているようです。
特に、キャンプ場が併設している釣り場は、子どもたちからも大好評です。
しかも、管理釣り場なら、東京都内や神奈川などにもいくつもあります。
(奥多摩、あきるの市、相模原など)
数時間~半日時間が作れれば、気軽にフライフィッシングが楽しめるのは魅力ですよね。
釣った魚をその場で焼いて食べられるのも嬉しいです。
大自然の中の釣りも管理釣り場も、それぞれよさがあるので、確保できる時間に合わせて楽しみたいですね。
フライフィッシング初心者
フライフィッシングをする人をフライマンと呼びます。
フライマンの初心者が気をつけなければならない点をいくつかあげてみます。
釣り自体が初心者だという方は、釣具選びや技を学ぶことに目がいきがちですが、第一に注意しなければならないのは、危険回避です。
フライフィッシングは、山の中の河川でする人が多いですね。
山の中に入る時は、鞄に熊よけの鈴を付けたり防虫スプレーをしていく(持っていく)ことを忘れないようにしましょう。
場所を決める時は、
・なるべく浅いところを選ぶ。
・流れが穏やかなところを選ぶ。
・川幅の広いところを選ぶ。
ということを心がけてください。
また、水が濁るような増水時は、決して歩いてはいけません。
突然の雷雨の際は、すぐにロッドをしまって雷を避けましょう。
このような、危険回避対策をすることが一番に注意して欲しい点です。
まだ一人で山に行ける段階ではない、用語から技術面まで何もかもよくわからないけれど、フライフィッシングにはとても興味がある、という方は、初心者用に、一日教室や合宿、キャンプと、マッチングイベントなどもありますので、これらを利用することも一つでしょう。
小学生から参加できるものもあるので、家族で一緒に参加というのも楽しそうですね。
釣具選びで迷っている方は、お店の人に初心者であることを話した上でおすすめを聞いてみるのが確実です。
慣れるまでは、初心者が使いやすいものを選ぶのが釣具選びに失敗しないコツなので・・・。
フライフィッシングとは
フライフィッシングは、主にイワナ、ヤマメ、ニジマスなどのサケ科の魚を狙う時に使われる釣りの手法です。
「フライ」とは、イワナやヤマメなどが常食している昆虫や小型の魚をまねて作られている毛針のことを指しています。
魚を釣る時に、その「フライ」を使うことをフライフィッシングと言います。
フライフィッシング自体は、どこが発祥の地なのかわかっていません(イギリス説が有力)。
ただ、これらの魚を毛針で釣るというのは、日本でも昔から行われていたことで、現在のフライフィッシングが広まる前から、多少の違いはあれど世界共通の釣り方であったようです。
フィッシングは、フライに応じて二種類に大別されています。
【ドライフライフィッシング】
・フライを水面に浮かせて(流して)使う。
・水生昆虫、甲虫類などに似せたフライを使う他、パターンが多い。
【ウェットフライフィッシング】
・フライを水面のすぐ下や中層、底に沈めて(流して)使う。
・水生昆虫に似せたフライを使用。
(水中に沈める場合でも、「ニンフ」というフライを使う時は「ニンフフィッシング」と呼ぶ)
の二種類です。
フライフィッシングの魅力がより伝わりやすいのは、ドライフィッシングだと言われています。
フライを水面に流して釣りをするため、魚がフライに食いつこうとする姿を自分の目で見て楽しむことができます。
フライフィッシングの上達は、一旦一夕では難しいと言われる分、その奥深さにハマりそうですね。