ビリヤード初心者 上達法
初心者が上達するのに必要なものは、時間とお金、そしてマイキューです。
他のことと同様、上達には地道な努力が必要です。
しかし、時間だけかければ上達するというわけではないのも事実。
やっぱりコツというのはあるのですね。
では、どうやってそのコツを身につけることができるのか・・・。
「プロの試合のビデオを観る」ことです。
ビリヤード場で上級者のプレイをみて学ぼうとする人が多いですが、自分が全くの初心者である場合に、上級者を見分けるのは難しいのです。
ビリヤードではなくても、自分が知らないこと、できないことに関しては、少しでも自分より上であれば誰でもすごいような気がしてしまうことってありませんか。
それと同じです。
中級者の真似をして、変なくせをつけてしまってはもったいない!もしくは、上級者だけが集まるビリヤード場へ出かけましょう。
自分が初心者だからと躊躇している場合ではありません。
これが上達への近道になるのです。
ちなみに、ビリヤード用語を覚えるのは必要最低限の準備ですよ。
やっているうちに覚えられるだろうでは、上達が遠のきます。
用語を知らないと、試合のビデオを観てもちんぷんかんぷんになってしまうので気をつけて!ビリヤード場に行っても、楽しめる度合いが違います。
最後に。
キューの購入は、上達してからと考える方も多いですが、同じキューを使うことで上達が加速しますので、初めに揃えることをおすすめします。
それも、なるべくよいものを選びましょう。
キューの質は、プレイに大きく影響しますよ。
ビリヤード初心者 構え
スポーツ全体に共通することですが、やはり一番大切なのはフォームです。
ビリヤードで言えば、構え方ですね。
正しい構え方は、正しいショットを作ります。
逆に言えば、構え方が正しくないと、ショットにも影響してしまうのです。
正しい構え方とはどういうものか、簡単に説明しましょう。
1、手玉を撞く方向に対して正面を向き、まっすぐ立つ
2、立ち位置が決まったら、利き足を外側に45度程度開く
3、反対の足を半歩ほど斜め前に出す
4、体重を両足均等にかける
といった具合です。
フォームはバランスが大事ですので、身体が安定しやすいフォームを作るのが大切です。
足は、肩幅よりも少し開くぐらいが安定しやすいでしょう。
ここまでできたら次です。
5、身体の重心を右ひざの内側に持ってくる
6、右手を手玉と左手、右ひざの延長線上に持ってくる
7、利き目がキューの真上になるようにする
(キューと顔は5~10センチ程度離す)
この時、右手が特に大事な役割を果たします。
文章ではわかりにくいという方は、色々なサイトで正しい構え方の動画を公開していますので、参考にしてください。
正しいフォームがぎこちなくならず、自然に見えるようになったら身についてきたということです。
初めは上手くいかなくても、この構え方はとても大事です。
変なくせがついてしまうと、まっすぐに撞けなくなってしまうこともあることを忘れずに。
初心者だから好きなフォームで適当にではなく、初心者だからフォームが大事。
最初が肝心なのですね。
ビリヤード テクニック
ゲームに慣れてくると、テクニックを身につけたいと思うものですよね。
初心者でも練習を積めば、ビリヤードテクニックを身につけることができます。
ビリヤードのテクニックは様々あります。
押し玉と言われ、前進のスピンをかけるのが「フォローショット」。
さらに大きな前進スピンをかけるのが「フォースフォロー」です。
これができると中級者の仲間入りができたかなというテクニックは「フォースドロー」。
同じバックスピンをかける「ドローショット(引き玉)」よりも極端なバックスピンです。
フォースフォローも、フォースドローも、手玉が一度止まったように見えてから大きく動くのが特徴です。
ポジションを変えるために使われるのは、「ひねり」です。
中心ではないところを撞くことでサイドスピンをかけるものですが、上級者が使っているのを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
割とよく使われるのですが、このテクニックも習得までに時間がかかるでしょう。
上級者ほど、派手なパフォーマンスをしないと言われていますが、やはり「ジャンプショット」が決まった時は気持ちがいいですよね(笑)。
特に初心者のうちは、一度はこのテクニックに憧れることがあるのではないでしょうか。
ちなみに、ジャンプショットは禁止されているビリヤード場もありますので、確認してから練習してくださいね。
試合でも禁止される場合があります。
玉が台の外に飛び出してしまうこともありますし、やはり危険は危険ですので。