ワールドカップ
ワールドカップは、正式名称を「FIFAワールドカップTM(TMは小さく上部に表記してあり、trade markという意味)」といい、FIFA(Federation Internationale de Football Associationの略で国際サッカー連盟。
本部はスイスのチューリッヒにある)主催のナショナルサッカーチームの世界選手権です。
1932年に開催される予定だったロサンゼルスオリンピックの競技種目からサッカーがなくなったため、前回、前々回のオリンピックではサッカーで二連覇を成し遂げていたウルグアイが建国100周年の記念行事として大会運営にかかる費用を全て負担してまでワールドカップを招致し、大成功しました。
この第1回のワールドカップの企画発案者は、FIFA会長だったジュール・リメで、1974年の第10回西ドイツ大会までは優勝国にジュール・リメ・トロフィーが贈られ、「ジュール・リメ杯世界サッカー選手権大会」と呼ばれていたのです。
ワールドカップはオリンピックと同様に四年ごとに開催されますが、オリンピックと同じくらいか、それ以上に盛り上がるサッカー大会の最高峰で、予選だけで一年から二年かかります。
日本のプロサッカーリーグであるJリーグは、FIFA七代目会長のジョアン・アベランジェ氏がワールドカップの日本開催を日本サッカー協会(JFA)に打診したことがきっかけで誕生しました。
日本が初めて本大会に出場できたのは1998年に開催された第16回のフランス大会です。
2002年の第17回大会はワールドカップ初の日本と韓国の二カ国共同開催で、同時にアジア初開催でもありました。
サッカー 専門誌
日本には意外とたくさんのサッカー専門誌があります。
株式会社フロムワンが発行している月刊誌の「CALCIO2002(カルチョ)」や「Jリーグサッカーキング」、ベースボール・マガジン社の「サッカークリニック」や「週刊サッカーマガジン」、日本スポーツ企画出版社の「週刊サッカーダイジェスト」や「ワールドサッカーダイジェスト」など、知りたいことに応じてサッカー雑誌を選ぶことができるのです。
サッカー専門誌によっては、主な記事をパソコンで読めるようにしていたり、携帯サイトが開設されていたりとモバイル対応しています。
必要に応じて利用すれば、さらにサッカーに関する知識が深まるかもしれません。
サッカー専門誌の中で最も創刊が古いのは、ベースボール・マガジン社の「週刊サッカーマガジン」でサッカーがまだ日本ではメジャーなスポーツではなかった1966年に創刊準備号が発売されました。
週刊サッカーマガジンに寄稿しているライターなどで構成された選考委員が選定する「クリスタル・アウォード」という独自の年間最優秀日本人選手賞があり、2008年度はガンバ大阪の遠藤保仁選手が受賞しています。
日本スポーツ企画出版社の「週刊サッカーダイジェスト」とはライバル関係にあり、それぞれ熱心な読者がいるようです。
どちらも週刊誌ですから、毎号必ず読みたいのなら、定期購読をしておくと買い逃すこともなく、立ち読みされていないきれいな本を手に入れられるでしょう。
ネット通販なら年間購読割引があったり、送料無料で自宅に届けてもらえるのでオススメです。
サッカー ユニフォーム
公式競技会の試合に出場する場合、サッカーユニフォームは財団法人日本サッカー協会(JFA)のユニフォーム規程に基づいたものでなくてはいけません。
サッカーでのユニフォームは、シャツ、ショーツ、ストッキングの三点で、ゴールキーパーのみ、キャップとグローブも含まれます。
サッカーチームは出場する公式競技会に登録したユニフォームを着用しなければならず、ユニフォームの色彩や表示内容、表示位置なども明確に決められているのです。
ユニフォームの色彩に関する注意点としては、シャツの色は審判が着る黒と紛らわしい色はダメですし、前面と背面が違う色というのも認められていません。
試合会場には正と副の二組のユニフォームを持参する決まりになっていて、対戦するチームのユニフォームの色彩が似たような感じだった時には、主審が両チーム立会いのもとにどちらのユニフォームにするか決めます。
サッカーのユニフォームが似ていると、試合中、瞬時にどちらのチームの選手か識別できないため、審判が適切なジャッジを下せない可能性が高くなるでしょう。
観客も観戦していて混乱しますし、選手達自身もとっさの判断を誤るかもしれません。
ですから、サッカーユニフォームのシャツ、ショーツ、ストッキングには様々な色やデザインがあるのです。
ちなみに、近年の日本代表のユニフォームはジャパンブルーといわれる青が基調のホームユニフォームと白が基調のアウェイユニフォームですが、なぜこの色なのかという明確な理由はわかっていないのだとか。
日本代表のユニフォームが青いのは戦前からの伝統で(一時は日の丸カラーなど違う色になったこともありましたが)、日本にとって縁起のいい勝ち色であることは間違いないようです。