少年野球 変化球

少年野球での変化球の使用は禁止されています。
これは、成長期の子供の体を保護する目的で定められているルールです。
リトルリーグでは変化球の使用は禁止されていないようですが、変化球の使用が子供の体に負担をかけることには変わりありません。
少年野球では、変化球は反則投球です。
変化球を使用するとボールになる上に、警告を受けることになります。
警告を受けた投手がさらに変化球を使用した場合、交替させられ、同一試合で投手になることはできません（投手以外の守備につくことはできる）。
ただし、変化球かどうかの判断は審判員が行うので、審判員によっては判断が甘いこともあるようです。
とはいえ、子供の将来を考えたら、変化球の使用は避けるべきでしょう。
変化球を使用できない少年野球で、投手がバッターを打ち取るために使えるのは、ストレートの緩急を使い分けることと、間を変えることです。
全力で投げるような表情で緩い球を投げたり、リラックスした表情で速い球を投げたりする演技も、意外と効果があるといわれています。
少年野球の間は、変化球の投げ方を覚えるよりも、正しい投球フォームを身につけたり、ランニングやストレッチなどで身体能力をあげるのを優先させた方が将来のためになるかもしれません。
指や手首が柔らかくなるように、お風呂でマッサージしておくのもいいと思います。
将来の野球人生を考えたら、くれぐれも無理な投球練習や変化球の投球は避けた方がいいでしょう。