サッカー番組
今の日本のサッカー番組について考えると、日本より小さな東南アジアの国でさえ、詳細な試合のハイライトを放送する番組があるのに、どうして日本は「サッカー番組」と呼べる番組が少ないのか疑問に思います。
国をあげてのスポーツとまでいかないからでしょうか?日本人のサッカーに対する意識が低いからでしょうか?視聴率低迷が叫ばれているテレビ業界で「サッカー」に枠をしぼり放送するという事は、テレビ局サイドにもかなりの負担が強いられますし、赤字放送を続けるわけにはいかない現実も少なからず理解できます。
しかし、今の日本の地上波のサッカー番組と呼べるものは、「やべっちFC」のみで「スーパーサッカー」も短縮化され、タイトルにサッカーと入れていいのだろうかという程の内容のものです。
ニュースの間に挿入されるスポーツニュースと何ら変わりないような気がします。
「やべっちFC」も、余談が多かったり、いらない情報やコーナーが溢れていて、本当にハイライトのみをじっくりみたいという方向けの番組ではありません。
残念ながら日本ではサッカー番組といえるものはないに等しく、J1・J2両リーグの解説やゴールシーンはもちろんの事、選手一人一人の病気やケガの情報もテレビでみる事ができないのです。
逆に、こんな時代だからこそ、サッカーだけに特化した番組をつくるのもありなんじゃないかとさえ感じます。
好きな選手をもっとテレビで観られる日がくるといいですね。
サッカー選手ケガ情報
今年度のリーグ戦終了時点でのケガ情報です。
サガン鳥栖:浅井俊光 10月に右膝前十字靭帯損傷で全治6ヶ月。
アビスパ福岡:城後寿 10月に左膝前十字靭帯損傷で手術。
全治6ヶ月。
ファジアーノ岡山:西野晃平 8月に左脛骨顆間隆起骨折で全治6ヶ月。
カターレ富山:姜鉉守 10月に右足関節遊離体除去で手術。
全治6ヶ月。
水戸ホーリーホック:下田光平 9月に左膝前十字靭帯損傷。
全治6~8ヶ月。
コンサドーレ札幌:箕輪義信 6月に右足徘腹筋腱断裂。
全治9ヶ月。
サンフレッチェ広島:青山敏弘 11月に左膝内側半月板縫合術の手術。
全治4~5ヶ月。
ヴィッセル神戸:大屋翼 10月に左膝前十字靭帯損傷。
全治8ヶ月。
ガンバ大阪:ペドロジュニオール 12月に左膝の治療のため帰国。
名古屋グランパス:久場光 8月に右肘関節脱臼。
全治4週間。
磯村亮太 11月に右大腿二頭筋肉離れ。
全治5週間。
ジュビロ磐田:ジウシーニョ 7月に前十字靭帯断裂・外側側副靭帯損傷・外側半月板損傷。
全治9~10ヶ月。
川口能活 9月に右足脛骨骨折。
全治5~6ヶ月。
清水エスパルス:永畑祐樹 8月に右股関節内転筋肉離れ。
全治2週間。
青山直晃 9月に右膝靭帯損傷。
全治6ヶ月。
横浜マリノス:斎藤学 10月に左膝半月板損傷。
全治5~6ヶ月。
FC東京:梶山陽平 12月に右膝半月板手術・左足関節遊離体摘出手術。
全治3ヶ月。
ベガルタ仙台:島川俊郎 10月に左膝外側半月板損傷。
全治2ヶ月。
平瀬智行 12月に左舟状骨骨折手術。
全治3ヶ月。
モンテディオ山形:小林慶行 11月に左膝前十字靭帯損傷。
全治6ヶ月。
浦和レッズ:都築龍太 11月に右膝前十字靭損傷。
全治6ヶ月。
J2注目選手
J2リーグで今後の活躍が予想される注目選手をピックアップしましたので、参考にしてください。
まずは、今季10位のザスパ草津の都倉賢選手(FW)。
187cmという長身を活かした力強いヘディングと左足のシュートが魅力です。
長身を活かしたプレーだけではなく、質の高いサッカーはみる者を圧倒します。
枠にとらわれないので、マニュアル通りのサッカーではなく、臨機応変に豪快なプレーもできる注目選手です。
そして、今季11位のアビスパ福岡からは、丹羽大輝選手(DF)。
DFというポジションにいながら、攻めも守りも固い有能な選手です。
入団してすぐにディフェンス軸の役割を担い、日本人が苦手とする1対1のプレーに強いのも魅力です。
また、リーダーシップもある為、キャプテンにも起用され、安心してみていられる存在です。
続いて、今季7位の東京ヴェルディから、柴崎晃誠選手(MF)。
J1レベルのボランチの実力があるので、J2リーグでは安定感のあるボランチの活躍が期待されます。
また、FWも経験している為、MFでありながら攻撃力が高く、FWへの鋭いパスにも目が離せません。
最後に、今季18位のファジアーノ岡山から、喜山康平選手(FW)。
去年、新人王とベストイレブンを受賞した若手の左利きストライカーです。
三年間のレンタル期間を経て、2010年から完全移籍となるので、チームへの貢献に期待が高まります。
2010年のJ2リーグはどうなるのか、これらの選手に注目してみてください。