模型飛行機 バルサ

模型飛行機にはバルサがよく使われます。
南米産の木材であるバルサは、一般的な木材の三分の一くらいの密度しかなく、非常に軽い特性から、模型飛行機の他に、浮きや救命胴衣にも使われているのです。
プラスティックなどの新素材が登場するまで、バルサはその軽さと加工のしやすさから、模型飛行機には欠かせない素材でした。
今でもバルサは、模型飛行機製作者の間では、人気の素材のひとつです。
バルサを使った模型飛行機の製造で有名なのは、なんといっても、ムサシノ模型飛行機研究所でしょう。
ムサシノ模型飛行機研究所の模型飛行機は、エンジンの消費電力量が少なく、高性能な上、騒音も少ないので、高い評価を得ています。
ムサシノ模型飛行機研究所の飛行機模型は、設計からバルサの切り出しまで手作業で行われていて、バルサの密度や木目方向まで計算して加工しているのです。
ムサシノ模型飛行機研究所の模型飛行機のキットは、品質のよいバルサを素材として使っていて、翼の重量バランスを狂わせないために、比重が一定のものを特に選んでキットに入れています。
他のお店などから、バルサを購入して、自分で模型飛行機を作ってみたら、ムサシノ模型飛行機研究所の模型飛行機キットのクォリティの高さがわかるでしょう。
ムサシノ模型飛行機研究所では、主翼が壊れてしまったときのために、主翼のみでも販売していて、他にも、プロペラやモーターなどの模型飛行機の部品や設計図なども売っているのです。
ムサシノ模型飛行機研究所は、バルサ素材を使った模型飛行機だけでなく、人に迷惑をかけないように模型飛行機を飛ばす飛行法「ゆっくりズム」でも有名だと思います。

模型飛行機 グライダー

模型飛行機グライダーとは、動力のない模型飛行機のことをいいます。
模型飛行機グライダーは、飛行機の重量と重心の位置を把握するのが重要です。
重量バランスがとれていないと、模型飛行機グライダーは飛ばないので、調整や設計の見直しが必要になります。
模型飛行機グライダーは、初めて飛行機を飛ばしたライト兄弟が、飛行実験に使っていました。
現在でもNASAでは、より安全で効率のいい飛行のための実験に、模型飛行機グライダーを使用しています。
模型飛行機グライダーを製作することは、基礎的な航空機設計を学んだり、創造力を身につけるのに役立つでしょう。
発砲スチロールのトレーと爪楊枝などの身近な材料を使って模型飛行機グライダーを作ることもできます。
最初は、本やインターネットサイトで、模型飛行機グライダーの型紙を手に入れて作ってください。
慣れてきたら、自分なりにデザインを工夫してみたり、模型飛行機グライダー製作キットに添付されている型紙を使ったりするのもいいと思います。
デザインのかっこよさなら、ユニオンモデル社などから発売されている市販の模型飛行機グライダーキットには敵わないかもしれません。
でも、自作の模型飛行機グライダーなら、より創意工夫が楽しめるはずです。
模型飛行機グライダーが長時間飛行できたときの喜びも、ひとしおでしょう。
模型飛行機グライダー製作は、大人になっても楽しめる魅力のある趣味です。
模型飛行機グライダーの他にも、ゴム動力模型飛行機やエンジン模型飛行機など、模型飛行機を飛ばす趣味は多彩に広がります。

ゴム動力模型 飛行機

ゴム動力模型飛行機は、自分で工夫して、少しでも長い時間飛ばすのが醍醐味です。
ゴム動力模型飛行機の安定性と軽量化を両立させることは、とても難しいので、試行錯誤と経験が必要とされます。
ゴム動力模型飛行機の初心者には、20秒間飛ばし続けるのも難しいことですが、ベテランのゴム動力模型飛行機製作者は一分以上飛ばすことが可能です。
ゴム動力模型飛行機は、子供のおもちゃだと思われそうですが、大人にもライトプレーンと呼ばれて人気があります。
むしろ、ゴム動力模型飛行機のファンは、大人の方が多いかもしれません。
ゴム動力模型飛行機の製作は、創造的なもの作りにも役立つといわれていて、科学者や技術者の中には、子供の頃にたくさんのゴム動力模型飛行機を作ることで、もの作りのための考え方の基礎を培ったという人もいます。
科学衛星のミッション機器を製作する会社の中には、新入社員にゴム動力模型飛行機を作らせる企業もあるそうです。
ゴム動力模型飛行機の初心者は、ユニオンモデル社の「ライトプレーンA級シリーズ　オリンピック」から、ゴム動力模型飛行機作りをはじめてみてはいかがでしょう。
最初は上手に飛ばせなくて、何度も作り直しているうちに、コツや工夫の仕方がわかってくると思います。
ゴム動力模型飛行機に慣れてきたら、ヨシダ社のライトプレーンもオススメです。
低価格でいろいろなゴム動力模型飛行機のキットやゴム動力模型飛行機の部品が売られています。