バンドメンバー 練習法
バンドメンバーがそろって練習する機会は貴重ですが、一番重要なのは全員そろっての練習までに、各自が練習を積んでそれぞれのレベルを上げることです。
各パートの練習方法をあげてみます。
ボーカルの練習方法で一番おすすめなのは、プロのレッスンに通うこと。
でも、金銭的に、場所的に、スケジュール的に、なかなかそうもいかないという方も多いですよね。
自宅でヴォイストレーニングができるDVDなども発売されているので参考になりそうです。
ギターの練習では、「マイナスワンCD」を使う人が増えています。
「マイナスワンCD」とはギターパート以外の曲が吹きこまれているCDです。
カラオケを想像するとわかりやすいと思います。
普通のカラオケは、ボーカルの部分が抜けていますが、マイナスワンCDはギターの部分が抜けているのです。
ベースは、他のパート以上にリズムが重要な楽器です。
そのリズムを身につけるには、まずメトロノームなどを使って練習をしましょう。
もちろん、フレーズを練習するのも大切ですが、リズムが狂ってしまうとベースの責任が問われてしまいます。
まずは一定のテンポをキープできるようにしましょう。
ドラムの練習も、メトロノームが活躍します。
なるべく多くドラムセットにふれることが大切ですが、家にないという場合はメトロノームとスティックだけでも実のある練習ができます。
各自基本ができてきたら、CDに合わせて自分のパートを完璧になるよう練習することをおすすめします。
バンドメンバー スタジオで練習
バンドメンバーがそろって練習するためには、それなりの設備と広さが必要です。
ほとんどの場合、スタジオを借りて練習ということになるでしょう。
スタジオの利用料金は、部屋の広さや設備、場所にもよって幅があります。
安ければ、2時間で3千円前後ですが、1時間1万円というスタジオも存在します。
お金をかけ、時間をかけて、バンドメンバーがそろってスタジオで練習する機会は貴重です。
個人練習以上に意識を高く持ち、時間を有効に使わなければなりません。
スタジオで練習する時のポイントは、みんなの音を聞くことです。
特に、歌。
当たり前のようですが、結構多いんです。
ボーカルの声が聞こえないままに練習を続けてしまうバンド。
ボーカルの人は音量を一番大きくしておきましょう。
スタジオ練習時に、いつも音を下げて練習していると、本番のライブでどれくらいの音を出したらよいのかわからないという危険性があります。
スピーカーやアンプの向きを調整するだけでも音のバランスは変わりますので音を大きく出して練習する機会を作りましょう。
スタジオ練習を録音(録画)しておくのもおすすめです。
練習中は、全体の中で自分がどう聞こえるのかということがなかなかわからないですよね。
録音して、自分を含めたそれぞれのパート全体のバランスを考えながら聞くことで次の練習に生かせます。
ただし、注意が一点。
それは、録音する機械を置く場所です。
観客を想定した場所に置くようにしましょう。
バンド メンバー集め方
バンドを組みたいと思った時、最初に苦労するのはメンバー集めですよね。
身近なメンバーでバンドを結成できれば何よりですが、例え音楽好きの友達がいても、バンドを組むとなると音楽の方向性が一致していなければ難しい。
ボーカルがやりたいけど、他のメンバーが思い当たらない。
ギターをバンドで生かしたい。
そんなあなたにおすすめの情報があります。
地域の情報誌や新聞に投稿するのも一つですが、インターネット上にもメンバー募集の悩みを解決してくれるかもしれないサイトがあるのです。
バンドメンバーを募集するためだけに作られた掲示板が存在します。
(しかも一つではありません)
これを利用しない手はありません。
仕組みは簡単。
募集しているパートか、自分がやりたいパートを書き込みます。
例としては、「ロックバンドのボーカルとベース募集中。横浜近郊の方。」とか、「キーボード加入希望。北海道からプロ目指す20歳。」みたいな感じです。
それを閲覧して興味を持った人が、掲示板に書き込むというシステムで、ユーザー登録は無料ですし、試してみる価値はあると思います。
地域別や音楽のジャンル別で探すことのできるサイトもありますよ。
メールアドレスを非公開で、やりとりができるので、プライバシーも守られるということも利点の一つです。
また、島村楽器のHPにあるバンドメンバー募集の掲示板では音を聴くことまでできるのです。
嬉しいサービスですよね。
募集だけでなく情報交換ができるSNSもあるので、興味のある方はのぞいてみてください。