ドラム 譜
ドラムの譜面は、ピアノなどと同じように五線譜になっています。
たぶん、初めて見る人は、「さっぱりわからない・・・。」という感想を持つことが多いでしょう。
これはピアノの楽譜が読める人でも同じだと思います。
ドラムの楽譜は、実はおおよそのルールしかないのです。
正式には、楽譜を読むのとはちょっと違います。
そこに書かれている記号を読みとって演奏するという感じでしょうか。
ドラム譜でよく使われる記号を紹介しましょう。
Cymはシンバルを表しています。
H.H.はハイハットを、B.D.がベース(バス)ドラムでS.D.がスネアドラムを表しているというのはわかりやすいかもしれません。
しかし、「○」がハイハットを開く、「+」がハイハットを閉じるという意味だということは、やはり学んだ人にしかわかりませんよね。
他には、Rim.はリムショット、Rが右手のショット、Lが左手のショットを表しています。
ドラム譜は、五線譜を使用しているものの、五線譜の中に時間経過とどの打楽器を使うかが書いてあるという感じです。
五線譜はそれぞれに、「シンバル」、「バスドラム」、「スネア」などを指します。
ドラム譜は、正式にはドラムの「タブ譜」のことです。
文字や数字など記号で表されたものをタラブチュアというのですが、そのタラブチュアが「タブ譜」のことを指しています。
タブ譜はドラムだけでなく他の楽器でも使われていますが、特にドラムで使うタブ譜のことを「ドラム譜」というのですね。
ドラム 選び方
ドラムは、高価なものです。
ですので、続ける強い意思がない方には購入をおすすめしません。
購入を決めた方は、時間をかけて選びましょう。
選ぶ時のポイントとして、
・ドラムに詳しいスタッフがいるお店で説明を聞く
(そのお店で購入しなくてもいいですが、自分の理想の演奏にはどういうドラムが合っているかなど一度相談してから色々なお店をまわることをおすすめします)
・実際に叩かせてもらう
(いくつかの種類を叩かせてもらうことで、自分の叩きやすいドラムがわかる)
という二点は必ずしてみた方がいいと思います。
ネット通販などで販売している新品や中古品のドラムには安いものもありますが、実際には、その値段に見合う価値がないものも存在します。
楽器店で叩いたのと同じものが安い場合はよいでしょうが、値段の魅力だけで通販の商品を買って失敗したというのは珍しい話ではないので気をつけてください。
ドラムの選び方同様、ドラムスティックの選び方も大事です。
ドラムは時間とこだわりを持って選ぶのに、スティックを適当に選んでしまう方もいますが、これは上達の妨げになります。
スティックを選ぶ時のポイントは、
・重さが同じであること
・握りやすい太さであること
・材質に迷ったら、ヒッコリーを選ぶ
などなど。
また、当たり前のようですが、まっすぐなスティックであることも確認してください。
実際に平らな場所を探して使ってみると、まっすぐかどうか確認できると思います。
とにかく叩いてみて、叩きやすいものというのがよいでしょう。
ドラム 教室
ドラムは、見た目とその演奏の難易度にギャップがあると言われています。
つまり、演奏の難しい楽器なのです。
いざドラムをはじめたものの、独学ではなかなか上達しないとお悩みの方は一度ドラム教室を見学してみるのはいかがでしょう。
無料体験のできる教室もあります。
あなたがドラム教室を探す時に、一番大事にする基準はなんでしょうか。
仕事が忙しいので、遅い時間までやっているところがいい。
固定曜日ではなく、予約でレッスンを受けられるところがいい。
自宅から一時間以内で通えるところがいい。
教えてくれる先生との相性が一番なので、距離は関係ない。
などなど、それぞれにこだわりがあると思います。
ドラム教室を探す時、参考になるサイトがあります。
駅名や路線を入力することで、住まいや職場の近くにあるドラム教室を探すことができるというサイトです。
先生の顔写真やメッセージも公開されているので、それを読んで体験に行ってみるのもよいでしょう。
思うように上達しなくて悩んでしまう時は、先生の初心者へのメッセージを読むだけでも効果があると思います。
今では「先生」と呼ばれる立場の人も、何度もやる気を失ったり、投げ出したくなったりしながら上達したのです。
自分と同じ壁を乗り越えた人からのメッセージは、力を貰えますよ。
プロを目指すわけではないし・・・、と躊躇される人もいるようですが、「自分の好きな曲を演奏できるようになるまで教えてもらう」という形でレッスンをしてくれる教室もあります。