コピーバンド
コピーバンドは、自分達のバンドのオリジナル曲ではなく、皆に知られているような有名なバンドなど、他のバンドの曲をコピーしているバンドのことです。
ある特定のバンドの曲を中心に演奏していたら、サザンのコピーバンド、ビートルズのコピーバンドなどと呼ばれます。
コピーバンドのことで疑問を持つ人が多いのは、著作権の問題ですね。
他人が作った曲なのだから、勝手に演奏してはいけないのではないか、著作権の侵害になるのではないかと疑問に思う人が多いでしょう。
実際、聴きに来る人がお金を支払うライブで演奏する場合は著作権が発生します。
ですので、勝手にコピーしていると告訴される可能性があるのです。
JASRACに利用料を払う形で許可を得れば、この問題は解決します。
ただ、自分のバンドをコピーされるということは、その分、宣伝効果など良い面もありますので、実際に勝手にコピーされたからといって告訴するバンドはほとんどないとは思います。
自分がコピーしたいバンド(曲)を選ぶ時のポイントは、もしライブでの演奏も考えているのなら、なるべく来てくれるお客さんが知っていそうな曲を選ぶこと。
もちろん全部でなくてもいいのですが、ライブの盛り上がり度が変わりますから、選曲は重要です。
コピーバンドをこれから組みたいと思っている人には、「コピーバンドネットワーク」というサイトをおすすめします。
コピーバンドの応援サイトで、コピーバンドの組み方なども紹介されていますよ。
インディーズバンドとメジャーバンド
インディーズバンドとメジャーバンドの違いをご存じですか。
何となくはわかるけれど、正式にはよくわからないという答えが多そうですね。
インディーズとメジャーの差を一言でいうと、レコード会社の流通の違いです。
流通の違いによって、「インディーズレーベル」と「メジャーレーベル」に分かれています。
よく聞く「メジャーデビュー」という言葉は、初めてCDを発売したということではなく、初めてメジャーからCDを発売したという意味になります。
テレビの音楽番組に出たり、ドラマの主題歌に選ばれたり、大きなステージでライブをしたりというのはメジャーバンドですね。
メジャーとして活動すると、多くの人に自分たちの音楽を聞いてもらえる機会が増えます。
けれど、どうしても売れる音楽に焦点を合わせなければならないので、もともとやりたかった自分たちの音楽と離れてしまうバンドも多いです。
その点、インディーズの方が、自分たちの音楽性を大切にできるため、メジャーデビューの話があっても、あえてインディーズを選んで活動しているバンドも存在します。
最近まで、インディーズ作品は近くにあるようなレコード店では手に入りにくい現状がありました。
しかし、インディーズを専門に扱うレコード卸企業が出てきたことで、この現状が変わりつつあります。
でも、レコード店にとっては、インディーズとメジャーはやはり異なります。
インディーズの商品は、返品ができないのです。
店にとっては大きな違いですよね。
ドラム 練習法
ドラムの練習法を知る前に、ぜひ覚えておいて欲しいのは、「最初からすべてを完璧にやろうとしないこと」です。
最初から完璧を目指す人は、必ずと言っていいほど練習が辛くなります。
ゆっくり少しずつでも、成長している自分を褒めながら、練習を継続することが力になりますし、結果的には上達に結びつくのです。
とにかく、根気が大事なので、あまり最初から力みすぎずに気長にというつもりでいきましょう。
リズムを身につける練習は、メトロノームに合わせてリズムをとります。
リズムに合わせて手を叩くことが一番シンプルな方法でしょうか。
足で常にリズムを刻んでいるドラマーがいますが、あれは上級者の成せる技です。
初めは、片手ずつなど身の丈に合わせた練習をしましょう。
ドラムの練習教本には、家でできるものも載っていますので、参考になります。
金額や置き場所の問題で、ドラムを家に置けない人もいますね。
楽器なしでも、できる練習もありますよ。
ちなみに、家で練習する時に、音が気になる人は多いと思います。
そんな時に活躍してくれるのは座布団。
音を吸収してくれるので、おすすめです。
練習に疲れた時や、意欲を高めたい時は、好きなバンドのライブDVDなどを観るのもいいですね。
イメージトレーニングにもなるし、DVDを観ながら一緒に座布団の上などでドラムを叩く(合っていなくてもいいのです)練習をするのも効果があります。
時々、このような自分を元気にしてくれる練習法を取り入れながら、継続して練習しましょう。