バンド スコア
一つの曲を構成しているすべての楽器(ギター、ベース、ドラムなど曲やバンドによって異なる)の譜面が記してある楽譜をバンドスコアといいます。
高音が上、低音が下になっている場合が一般的です。
バンドスコアに対して、ギタースコアというのは、その楽器の部分だけが書かれている楽譜という意味です。
バンドスコアは、書店ではなかなか手に入らないのが現状です。
ですが、インターネットを使えば簡単に手に入ります。
有料サイトで、希望のものをダウンロードできますよ。
無料サイトも存在します。
特に、古い曲を探している場合などは、無料サイトで発見できる場合の方が多かったりします。
ですので、まずは無料サイトをのぞいてみると嬉しい発見があるかもしれません。
ただ、著作権の問題もありますが・・・。
どうしても無料で手に入れたい場合は、図書館を利用するのもおすすめです。
もし手に入れたい楽譜が人気アーティストのものであれば、図書館に置いてある場合もありますので。
有料でバンドスコアをダウンロードできるものの代表的なサイトの一つに、「@ElISE」があります。
このサイトでは、アーティストやタイトルでバンドスコアを探すことができます。
ダウンロード前にバンドスコアのサンプルをみることができるのも、このサイトのよい点だと思います。
楽器屋などで売られている公的なバンドスコアを買うメリットもあります。
バンドのコメントなど参考になる情報が載っているということです。
バンド コンテスト
バンドコンテストには、様々なものがあります。
高校生を対象にしたもの、おやじバンドを対象にしたもの、大人のバンド大賞のシニア部門などなど様々です。
デビューを目的に参加するだけでなく、純粋に音楽を楽しみたいという目的のバンドも少なくありません。
特にシニア部門などは、その傾向が強いようです。
とはいえ、デビューを目指すバンドが多いのは当たり前ですよね。
日本最大級のアマチュアバンドコンテストは、島村楽器がプロデュースしている「HOTLINE」。
グランプリを受賞すると、島村楽器から一年間強力なバックアップをしてもらうことができます。
店頭でのプロモーションや店内の楽曲オンエアー、ライブ企画やイベントへの出演などなど。
ちなみに、世界最大級のバンドコンテストは、「GBOBチャレンジ」というもの。
さすが世界レベルになると、賞金も豪華です。
なんと、10万USドル。
日本円に換算すると、約900~1000万になります。
この大会の魅力は賞金だけでなく、2007年には世界36ヶ国が参加しているということでメディアの注目度も高いため、優勝しなくともレコード会社に認められてデビューできるチャンスもあるのです。
予選は日本で行われ、そこで優勝したバンドにはロンドンまでの往復航空券と宿泊券が与えられます。
2006年、2007年と続けて、このコンテストで日本のバンドが世界大会三位の座を獲得していることから、日本のバンド(インディーズ)シーンのレベルの高さがうかがえますね。
バンド オリジナル曲 作り方
バンドを結成したからには、オリジナル曲に憧れますよね。
ライブハウスによっては、コピーでは演奏させてもらえないところもありますし、オリジナル曲があると活動の幅が広がります。
最初は、どうやって曲を作ったらいいのかわからないというバンドも多いと思います。
作詞が先か作曲が先か、そういうところから悩みますよね。
実際、決まりはないのでしょうが、何も浮かばない時は答えを求めたくなるものです。
オリジナル曲を作った経験のあるバンドに意見を聞くと、どちらが先でもいいとはいうものの、自然に曲が先になるバンドが多いようです。
他には、ギターのコード進行から作曲したり、スタジオでセッションしながら曲を作ったりする方法もありますが、セッションしながらという作曲方法は難易度が高いですね。
ちなみに、普段から録音できるものを持ち歩いていると、ふとメロディーが浮かんだ時に便利ですよ。
特別な機械がなくても、携帯の録音機能を使えば、簡単に録音可能です。
何曲か作っていくうちに感覚がつかめてきますから、最初から完璧を求める必要はないと思います。
本を読むと、個性がなくなるのではと懸念する声もありますが、知識があると作曲がスムーズにいく場合もあります。
なかなかスムーズに進まない場合は、作曲の本を読んだり、好きなバンドの音楽を参考にしたりしてみてください。
最初は真似のように感じても、アレンジを重ねることで自分達の音楽に近づいていきますよ。