声に良い食べ物・悪い食べ物
声にいい食べ物・飲み物って、色々なものがいわれていますよね。
有名な歌手は加湿器を何台も常用していて、辛いものは一切食べないなんて噂もあります。
でも、本当のところはどうなのでしょうか。
意外にも、喉にいいと思い込んでいるだけの、あまり効果的ではない食べ物はたくさんあります。
例えば、のど飴です。
のど飴は、糖分が多いので、実は喉にあまりよくありません。
ざっくりといってしまえば、喉は筋肉でできています。
ですから、筋肉の発達を助ける栄養素を多く含む食品は、喉にもいい事になります。
一番よくないのは、お酒です。
お酒を飲むと羞恥心がなくなり、上手に歌えるなんて方は少なからず存在しますが、筋肉に悪影響を及ぼすので、実際は喉に悪いものになります。
一番いいのは、ぬるいものです。
刺激を与えない食品を熱すぎず冷たすぎずの状態でいただくのが一番理想です。
刺激を与える食品とは、辛いものや冷たいもの、熱いものなどですね。
熱々の激辛ラーメンなんかがいい例かもしれません。
熱い食べ物は少し温度を下げてから食べる、冷たいものは避けるという事を心掛けるといいでしょう。
とはいえ、ストレスはあまりよくないので、適度に取り入れていくのがベストです。
一流の歌手でも、あまり細かい事は気にしないという主義の方は少なくありません。
やはり、何事も適度が一番ですよ。
是非参考にしてみてください。
ボイトレ前に声を暖める
「ボイストレーニングの前には、声を暖めておくといい」とよく耳にします。
「声に温度なんてあるの?」と不思議に思う方もいるかもしれませんね。
声を暖めておくというのは、喉を暖めておくという事です。
つまり、喉の筋肉をほぐしておくんですね。
ボイストレーニングも筋トレと同じで、準備体操をしておく事で、体の負担を軽減する必要があります。
何の準備もなしにいきなり発声をすると、喉を痛めてしまう可能性があるからです。
とはいえ、別に特別な事をする必要はありません。
一番簡単な方法としては、笑う事でしょう。
ボイストレーニングを始める前に、楽しく会話をして、たくさん笑ってください。
それだけでも喉の筋肉がやわらぎます。
後は、冷たい飲み物を避けるようにするといいですね。
ウーロン茶などのカフェインは、喉の乾燥に繋がるので、できれば、ぬるめのミネラルウォーターにしてください。
喉の乾燥の激しい時には、ホットミルクなんかもおすすめです。
もちろん、熱々のものは喉に悪いのでいけませんが、人肌程度のミルクは喉に適度な油分を与えてくれるので、ガラガラ声になりにくくなりますよ。
ウーロン茶やコーヒーなどは、この油分を分解してしまうので、どうしても乾燥につながってしまいます。
ボイストレーニングの前は、喉を適度に潤しながら暖める習慣をつけ、ボイストレーニングで負担のない発声をしたいものですね。
失敗しないボイトレ教室の見つけ方
ボイトレ教室は本当にたくさん存在しますし、通いたいと思うきっかけも人によって様々でしょう。
カラオケでもっと上手に歌いたい、プロを目指して頑張っている、音痴を克服したいなど、色々な理由があります。
ボイトレ教室は、その教室によって設備もトレーニングの方針も違います。
自分がボイトレを受ける目的とそこでの授業の内容が一致しているかが重要です。
ボイトレ教室の見つけ方で一番いいのは、色々な教室を実際にまわり、体験して比較する事でしょう。
担当してくれる先生と話してみて、相性がどうかも確認してください。
いくら理想的な教室でも、先生との相性が悪いと上達するのは難しいと思います。
また、立地も重要な判断材料になります。
遠い場所にあるボイトレ教室など、通うのに不便だとどうしても継続するのが難しくなってしまうでしょう。
まず、何が目的で、どのようなレッスンを希望しているのかを整理し、通いやすい圏内にあるボイトレ教室から絞り込んでいきます。
いくつか候補が絞り込めたら、そのすべてに問い合わせし、体験レッスンを申し込んでみてください。
体験レッスンは無料のところもありますから、積極的に利用しましょう。
多少のお金を出したとしても、後で失敗したと悔やまないためには受けておいた方がいいです。
体験レッスンという制度がない場合は、見学だけでもさせてもらいます。
教室の雰囲気や設備、得意とするレッスン内容、料金体系などを総合的にみて判断すると、かなり失敗は防げるはずです。